三井住友銀行カードローンに申し込もうと思っています。30代の独身男性です。最近、転職をしていますが、これは審査でマイナスでしょうか。審査で引っかかる個人の信用情報というのは、どういうものでしょうか?
転職まで個人の信用情報に記載されているわけではありません。信用情報といった場合、過去5年の借り入れの状況、返済の状況が記録されています。また返済が滞ったり、債務整理をした、自己破産したといったことも記録されています。これが審査で問題になる信用情報です。(こちらもご参考にどうぞ→カードローン審査がおりない理由って何なの?)
信用情報は3つある信用情報機関に保管され、銀行、消費者金融、クレジットカード会社などが横断的に検索して調べることができます。このため、たとえ申込時に「他社借り入れはない」としていたとしても、実際にないのか、すぐにわかります。最近多いのは、携帯電話やスマホの契約でローンを組んでいることを忘れているケースです。少額とはいえゼロではないはずです。
こうした点からすると、たとえば携帯電話の毎月の支払いで滞った場合も、ローンの滞納として記録される可能性が出てきます。基本的には3か月以上の滞納でなければ記録に残さないのですが。
三井住友銀行に限りませんが、他行、他社での借り入れ状況は、審査に大きな影響を与えます。たとえば、総量規制という言葉を聞いたことはありますか? 法律で貸金業者は年収の3分1を超えて貸し出してはいけないとしているのです。年収400万円なら、133万円を超えたらダメというわけです。
これはカードローンの場合は、実際に借りている金額ではなく、限度額で判断されてしまうのです。限度額50万のカードローンを2社で契約していたら、残りは33万円しかないので、3社目の会社はそれ以上の設定はできません。しかもクレジットカードでのキャッシング枠もありますので、いつの間にか限度を超えてしまっている可能性もあるのです。
銀行は総量規制の対象外となっています。しかし、保証会社は貸金業の規制対象になっている会社ということもあります。また、この総量規制は審査の上でもある程度の目安になっているのは事実です。
他社で借りている人ほど、貸す立場から考えると、「うれしくない」のです。すでにそちらで借りているわけですし、多重債務になりやすい危険性があります。銀行系カードローンの中には、4社以上でローンがある人は基本的に審査に通らないようにしていることもあるほどです。そこまで銀行はリスクを取ってまで貸したくないわけです。
審査に通っても限度額が低いからと、いろいろなところに申し込んでいくうちに、必ずこの他社の壁にぶつかります。実は、申し込みの記録も残っていると言われています。審査結果ですね。信用情報にどうして審査に通らなかったのかが残っている場合があるのです。
こうした場合、そのときの状態といまがいい方向に違っていれば、審査に通りやすくなります。たとえば、以前は2社から借りていたが、いまはどちらも完済して解約しているといった場合です。審査に通りやすくするために、このように他社の借り入れを整理していく努力も必要です。
【参考ページはこちら】
カードローンの審査に通過するためにはどうしたらいい?
キャッシングやカードローンには、信用情報に関する不安がつきまとうと考える人も多いでしょう。信用情報とは、ローンやクレジットカードを利用している人の情報です。書き込まれる内容は、大きく分けると、利用者の属性に関する情報と、利用状況に関する情報に分かれます。
(⇒まずは自分に合ったカードローン会社を選ぶことから)
利用者の属性に関する情報は、住所、氏名、年齢、電話番号から、勤務先や年収など、最初の審査の時点で提供する情報が記入される事になります。例えば、三井住友銀行カードローンを利用した際、こうした審査の為に必要な情報は、三井住友銀行カードローン信用情報の記載となると考える人もいるでしょう。
ですが記載されるのは、銀行などの業者ではなく、信用情報機関という期間に記録される事になります。現在、日本には3つの信用情報機関があり、そこに記録され、今後他の業者の審査を受けた際など、その業者もその信用情報機関に記載された情報を確認する事になります。
更に、カードローンの利用を始めると、利用状況が書き込まれていく事になります。借入や返済だけでなく、審査を受けた事、審査に落ちた場合は審査落ちについても記載される事になります。この他、債務整理をした場合なども記載される事になります。
これらの情報は、リアルタイムで書き込まれていく事になります。ですから、複数の業者の審査を同時に受けた場合、その事も記載される事になり、複数の業者の審査を受けている事を知られてしまう事になります。ただ、信用情報に何かが記載されたからといって、それが全て傷になる訳ではありません。
信用情報で傷になるのは、短期間で何度も審査落ちをした場合や、カードローンの利用を始めてから、返済が遅れる事が何度もあった、債務整理や自己破産をしたといった場合です。こうした情報が記載されているという事は、返済能力に問題がある可能性があると判断されやすくなります。それにより、大切な場面で借入ができなくなる可能性が出てくるのです。