今では、5件以上のカードローンを同時に契約できる仕組みがありますが、これは普通の利用であってもメリットがあるのでしょうか?
基本的に、カードローンの同時複数申込を利用する人は少ないです。メリットについては確かにあるのですが、契約そのものが面倒な人でない限りはそこまで重用するものでもないからです。メリットについては、時間短縮であったり、もしくは有名な銀行やサラリーマン金融で契約できる点です。もう1つは、キャンペーン中のカードローンで契約できるなどのメリットがあります。
ですが、デメリットも多いので注意してください。1つは、今ではカードローンの同時複数申込が機能していないケースです。古いサイトでは、紹介そのものを行っているのですがシステムについてはエラーになりやすかったりします。そうなってしまうと、時間のロスになってしまうだけなので、1~3件程度でカードローン申込をする予定なのであれば、利用しないほうがいいでしょう。
もう1つのデメリットは、聞いたこともないような業者でカードローン契約をしてしまうケースです。近年では、実際に紹介されている業者と別の業者でも審査登録されることがありますので注意しましょう。このような業者と関わり合いをもってしまうと、場合によっては連日で勧誘の電話などがかかってきたりもします。また、このようなサイトを利用してしまった場合は、メールアドレス変更などをして迷惑をかけられないようにする工夫も必要です。
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自分に合ったカードローン会社を探すコツってある?
カードローンの利用を希望する人の大半はすぐに現金が必要としていることが多く、どうしても審査に通過しなければならない状況に置かれているケースがほとんどです。消費者金融のキャッシングと比較した場合、カードローンは総量規制の影響を受けることがないため年収による借入可能な額の制限がなく、また、キャッシングよりも低金利で融資を受けられるのが魅力ですが、実際に融資を受けられるかは審査の結果次第です。当然のことながら審査に落とされてしまった場合、融資を受けることはできません。
カードローンの申込みの手続き自体はキャッシングと同様に非常に簡便なものとなってはいますが、それでも申込みの手続きをするには多少の手間が掛かります。そのため、万が一、カードローンの審査に落とされてしまったときのことを考えて、あらかじめカードローンを同時複数申込みをしておこうと考えるのは別に不自然なことではありません。
しかし、審査のことを考えた場合、同時複数申込みは控えておいたほうが賢明です。なぜならば、同時複数申込みをすることは、審査の結果に悪い影響を与えてしまう可能性が高いからです。(こちらもご参考に→カードローンの同時複数申込みは危険?)
審査では、その担当者が申込みを行った人物の信用情報を確認するために個人信用情報機関へアクセスすることになります。個人信用情報機関にはその時点での借入の状況や、過去の借入金の返済状況などが記録として残されています。また、それだけではなく、キャッシングなどの申込みの履歴に関しての情報も一定の期間記録に残されることになっています。つまり、同時複数申込みを行った場合、審査の担当者にその事実が知られてしまうことになるのです。
同時複数申込みの事実は、審査の担当者にあまりいい印象を与えません。他者からの借入を断られている人物であるといった印象を与えてしまうからです。また、同時に複数の申込みをしていることから、多重債務に陥ってしまう可能性が高いとみなされてしまいます。その結果、審査に落とされてしまうことにつながりかねないのです。