> > > カードローンで行われる仮審査と本審査の違いはどの様な点ですか

私の職場は残業が多かったり少なかったりで、一定以上の収入は有るのですが、一見安定しているように見えません。残業が多い月の翌月は給料も多くついつい贅沢をしてしまいます。ただそういうことに馴れてしまうと今度は残業の少ない月の翌月にはお金を使いすぎる傾向が出てしまって金欠になってしまう事が有ります。そこでカードローンを利用して給料の少ない月には借入して沢山稼いだときに返すようにしようと考えて、いまどのカードローンにするか調査中です。

カードローンもローンですから審査が行われることは知っていましたが、以前はそんなに大がかりな審査をしているとは思っていなかったのでカードローンの審査にも仮審査と本審査が有って、仮審査に通った人だけが本審査に回されると知った時にはちょっと驚きました。そこで質問なのですが、どうせそんなに大がかりな審査でもないのですから一気に本審査を行えば良いと思うのですが、なぜわざわざ仮審査を行うのでしょうか、仮審査と本審査はどのように違うのでしょうか。

仮審査は返済能力の審査で本審査は信用情報の審査と言われます

確かにあなたが言われるように住宅ローンなどに比べたらカードローンの審査は早ければ一時間程度で終わるものでそんなに大がかりなものではないのですが、金融機関は人様から預かったお金を貸すのですからどんな審査でもしっかり行っています。あなたもそうですが審査について一つ勘違いをしていることが有ります。それは仮審査と言う名前が悪いのかもしれないのですが、多くの人が仮審査を本審査のサブセットの様に思っています。しかしこれは誤りなのです。

仮審査は決して本審査の簡略版と言う位置付けではないのです、審査は仮審査と本審査を両方やって審査項目を満たすように作られています。まず仮審査の方ですが、この審査は主に返済能力についての審査が行われます。その人の収入から貸しても返済出来るのか、また貸せる場合にはいくらくらいまでなら大丈夫かなどが審査されると言う訳です。この審査に通れば、その人は返済能力と言う点では問題が無いと言うことになるのです。

これに対して本審査と言うのは主に信用情報について審査が行われます。いくら返済能力は有りそうでも、以前自己破産していたり、ローンの返済が滞ったことが有ったり、様々な支払いが行われていなかったりすると、金融機関はおいそれとはお金を貸そうなどとは思いません。このように仮審査と本審査はそれぞれ目的自体が違う審査と言うことが出来ます。実際にはこの間のどこかで在籍確認が行われることになりますが、お分かりのように在籍確認が有ってもその後に本審査が行われることも有る訳です。

ここで述べた審査の手順は一部金融機関の例ですが、審査は金融機関独自に行っているものですから、実際には例えば2つに分けていない場合も有りますし、やり方はそれぞれ少しづつ違うものだと考えてください。ただし仕掛けは2重になっていますが、実際に行われる審査は最近技術の進歩で時間が短縮されており、仮審査だの本審査だのと考えているうちに全審査が終わってしまって結果が出ていると言うような状況にあります。
(⇒カードローンの仮審査を過信することは危険?

カードローンの申し込み時に行う仮審査と本審査

カードローンの宣伝ではよく「スピード審査最短10秒や3分」などと謳っていますがなぜそんなに早くできるのでしょうか。
それは審査には仮審査と本審査があって、そのスピーデーな審査というのは借り審査のことなのです。仮審査というのはコンピューターによる大まかな審査です。申し込み者が入力した年齢や年収などが借り入れ可能なものであるかを簡単に審査するものです。
この借り審査に通過すれば次は本審査に入ります。仮審査は機械的にされる審査ですが、本審査は人間の手や目で審査が行われます。

本審査で行われる内容は、申し込み内容の確認のための本人確認と在籍確認です。本人確認は身分証明書など提出された書類を見て本人のものか確認します。そして次には在籍確認です。それは申込者がほんにんの申し出ている勤務先に在籍しているかどうかを確認するためにその勤務先に電話をするというものです。本人がその勤務先に在籍していることが分かればそれで在籍確認に関してはOKとなります。たとえ本人が電話をかけた時間にいなくても「今日は休んでいます」とか「ただいま席をはずしています」などの勤務先の人から聞くことができれば大丈夫です。

さて在籍確認をすることが会社に借り入れの申し込みをしていることがばれてしまうのではないかという不安荷なるでしょう。しかし在籍確認の電話では金融会社の会社名を名乗るわけではなく、個人名を名乗ってその申込者を呼び出してもらうという方法をとっているので、めったなことではばれることはありません。それでも不安なときには友達や知人の名前を事前に伝えておいてその名を名乗ってもらうなどの申し出をすることは可能です。

そして本にんが電話に出れば名前や生年月日などの確認をして終了となります。その後は金融会社が申込者の過去の借り入れやトラブルの有無や、他の会社から借り入れをしていないかなどを調査して本審査が終了となります。このように審査にはかならず仮審査と本審査のふたつがあり、本人にお金を貸してもきちんと返済ができるかを確認しています。
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