銀行系カードローンは厳しいと聞いていますが、私は専業主婦なので主人の収入で審査を受けるしか方法がないのですが、私でも銀行系のカードローンを借りる事が出来ますか?
専業主婦の方でも銀行系のカードローンに申し込む事が出来ます。というか現在のカードローンの法規制の環境で言いますと専業主婦の方の場合、銀行系のカードローンしかご利用になれません。と言いますのは消費者金融会社では総量規制という規制がある為に、申し込んだ時にご主人の同意書が必要になります。
それに、もし同意書があったとしても、最近の傾向として消費者金融会社では専業主婦の方の審査が通らなくなって来ています。それに比べて銀行のカードローンの方は専業主婦枠を設けて専用のサービスを提供してくれるようになっています。
ですから、申し込む場合は、銀行系のカードローンで専業主婦でも可能なカードローンをお選びください。なおご主人のお勤め先の会社への在籍確認の電話が掛かります。在籍確認は拒否できませんが、ご主人に内緒で借りたいという事情をあらかじめ情報提供していれば、その点は、確認の時間とか要領などについて配慮してくれる会社もあるようです。
なお融資限度額は、審査の結果次第ですが、専業主婦枠は最大30万円あたりに設定している会社が多いようです。申し込み方法は、インターネットによる方法などのほかに、携帯電話、電話、郵送、自動契約機などがありますが、ご自宅に郵送物が来たりしない様にカードを発行される場合は、自動契約機で契約してカードを受け取るか、あるいは銀行振り込みによる融資を受けて、カードを作らないサービスもあります。
それ以外の方法ですと、銀行振り込みで融資を受けて、後日ご都合のいい時に郵送をして貰うか、郵送を郵便局留めにして、ご自分で受け取りに行かれるかです。いずれにしても、専業主婦という環境に柔軟に対応してくれるサービスがありますので、ご安心ください。
インターネットでお調べになる場合は、カードローン、専業主婦というキーワードでお探しになれば、直ぐに利用可能なカード会社を探し出す事が出来ます。
2010年6月に貸金業法が改正されて、総量規制が導入されました。主な導入内容は、上限金利の引き下げ、貸付金額が年収の3分の1以下に規制、所得証明書提出の義務、専業主婦への貸付規制などが主な内容になります。上限金利の引き下げは、これまで貸金業者が個人向け貸し付けにする際の金利に関する法律は2つ存在しており、利息制限法と出資法がありました。それぞれの法律で上限金利が異なっていたのです。
利息制限法は利用限度額に応じて15%~20%、出資法は29.2%が上限金利でした。利息制限法の上限金利を超えて貸し付けすることは違法ですが、それを罰する法律がなかったためほとんどの貸金業者は出資法の上限金利にあわせて融資を行っていました。それが、多重債務で借金苦になる人をうむなど社会問題化したため上限金利が引き下げられることになりました。
そして、貸付金額が年収の3分の1されました。年収が300万円の人は最大で100万円までが限度額となります。その年収確認のために提出対象の方は、所得証明書の提出が義務付けられました。そして、専業主婦の方への貸付規制です。専業主婦の方はこれまで旦那様を審査の対象として借入ができていましたが、改正により旦那様の同意書を必要となりました。そのためこれまで旦那様に内緒で借り入れをしていいた方は、それができなくなりました。
すでに借り入れをしていたかたは融資が停まってしまうことになります。夫との債務合計が年収の3分の1までの規制されたので、夫もキャッシングをするとすぐに年収の3分の1以上になってしまい、キャッシングができなくなることもあります。
銀行系カードローン専業主婦でも申込みができます。(こちらもご参考に→主婦でも通りやすいカードローン会社を教えて!)銀行系のカードローンは、このような総量規制が適用されません。貸金業法ではなく銀行法が適用されますので、専業主婦の方への規制もなくカードローンの申し込みをすることができるのです。年収制限もありません。