那覇に引っ越してきて１年になります。東京での生活が金銭的に大変だったのと、もともと沖縄に住みたいと思っていたので引っ越しました。自営業で、ネット上が主な活動場所なので、居住場所は東京でも沖縄でもよかったのです。沖縄のアパートは築３０年ですが、２DKで家賃３万５千円と格安です。おまけに、安里駅まで徒歩７分と立地も良好です。東京の同業者の知人にこれを話すとうらやましがられます。

那覇に引っ越してから、生活費がぐんと下がり、ずいぶん楽になりました。でも、何かあったらと考えると、備えは万全ではありません。なので、せめてローンカードだけでも作っておかなければと思い始めました。沖縄に来たときに沖縄銀行に口座をつくったので、同じ沖縄銀行のカードローンに申込もうと思っています。

カードローンについては、いろいろな金融機関が、いろいろな種類のものを扱っていて、なにがなんだかわかりません。わたしは、カードローン初心者です。沖縄銀行のカードローンにすることは決めたのですが、沖縄銀行のローンにもいろいろあって、どれがカードローンの商品なのかもはっきりとしません。沖縄銀行のカードローンについてお教えいただければ幸いです。

沖縄銀行のカードローンには２つあり金利の低い方がおすすめです

沖縄銀行のカードローンには、『カトレアカードローン』と『カードローンチェキット』のふたつのカードローンがあります。他の金融機関のホームページでは、カードローンなどローンの大分類でまとめたレイアウトをしているものが多いのですが、沖縄銀行のホームページでは全ローン一覧の形式なので、少し分かりづらいかもしれません。

『カードローンチェキット』については、金利が少し高めな感じです。金利に幅を持たせているわけではなく、１点決めの金利です。利用限度額が低くても高くても、それに応じて金利が変化するわけではありません。他の多くのカードローンでは、金利に幅を持たせ、利用限度額が高くなるほど金利が下限金利に近づくようになるので、それらにくらべると割高に感じられるということです。

１０万円といった低い利用限度額のカードの場合は、『カードローンチェキット』の金利はむしろ割安なのですが、たとえば１００万円の利用限度額のカードであれば、かなり割高です。もし、利用限度額の高いローンカードを申込むのであれば、他のカードローンにしたほうがお得です。沖縄銀行の場合であれば、『カトレアカードローン』のほうが良いです。

『カトレアカードローン』も１点決めの金利なのですが、その値が『カードローンチェキット』にくらべて極端に安いのです。『カトレアカードローン』と『カードローンチェキット』の最も特徴的な違いは、この金利です。ただし、金利が割高な分、『カードローンチェキット』には、審査に通りやすいというメリットがあります。
（⇒地方銀行のカードローンは審査が甘いの？）

年齢制限だけをみても、『カトレアカードローン』が２０歳以上で完済時６５歳以下であるのに対し、『カードローンチェキット』では２０歳以上７０歳未満です。『カードローンチェキット』のほうがかなりゆるくなっているのがわかります。

ちなみに、『カトレアカードローン』も『カードローンチェキット』も固定金利となっているので、日本銀行が金融引き締め策をとったとしても、変動金利のようにそれに連動して上がってしまうといった心配はありません。