以前に返済の都合でブラックになってしまいました。そんな私がブラックでもカードローン会社で契約したいと思っているのですが、そのような契約については可能であるのでしょうか?
回答からとなりますがカードローン契約については可能です。ただ、以前に返済の都合でブラックになってしまった業者でカードローン申請をしないようにしておきます。そうしないと、「また、ブラックの人から申請が入った」ということで厳しい評価が業者側からされるので注意してください。
よくブラックでもできるカードローン会社の案内がネットではあります。ですが、「制限がある状態で契約ができる」だけなので、どこでもできるようには絶体になっていません。特に「○○ならカードローンはブラックでもOK」となっているものには要注意。というのも、ヤミ金そのものか関わっている可能性があったりするからです。後者については、普段は一般企業として経営をしています。
ですが、ブラックリストに掲載されているような元契約者が訪問してきた場合、わざと審査落ちにしてからメールや電話で他の業者なら可能かもしれない・・・と案内してくるのです。このように「クッションを設けて」ヤミ金に誘導する業者もいます。基本的に、銀行カードローンなどでブラックになった人はノンバンク系でしか、ブラックの状態でカードローン会社で契約をする事はできないようになっている・・・と思っておくのが正しいです。
【参考ページはこちら】
自分に合ったカードローン会社、どうやって探せば良い?
既にカードローンで融資を受けていて、その返済が延滞になっていたり、または延滞が続いて強制的に退会させられたり、債務整理や自己破産などをしていた場合は、いやゆるブラックリストに掲載されます。
このブラックリストとは、個人信用情報機関にそのことが記載されていることです。カードローンに新規に申し込んだり、または借りた情報などは全てこの信用情報機関に登録されていて、クレジットカード会社やカードローン会社などはこの情報を照会して、審査を判断しています。そのため、ブラックで申し込んだとしてもその情報は他の金融機関も共有しているので、直ぐに知られてしまい審査が通ることはありません。
では、一度でもブラックになってしまうとカードは二度と作れないのかというとそうではありません。個人信用機関のブラックの情報は、一定の期間が過ぎると自動的に削除されるようになっています。それまでの借金を全て完済していて、更にその一定期間を過ぎて情報が削除されればブラックでも新規にカードローン会社に申し込みが出来るようになります。
(⇒多少危なくてもいいので絶対審査に通れるカードローンを教えて!)
個人信用情報機関は、CIC、JICC( 日本信用情報機構)、KSC(全銀協)の三種類があって、CIC、JICCは5年、KSCは10年情報が消えません。特に、銀行が本体になっているクレジットカードの場合、KSCを審査のときに参照しているので、ここに記録が残っていて新たに銀行系のクレジットカードに申し込む場合は、10年間は待たなければなりません。
また、一度でもブラックを起こしてしまったカードローン会社では二度とカードを作ることは出来ませんし、同じ系列でも審査のときに落とされる可能性が高いです。これは、それぞれのカードローン会社が独自に情報を共有していたりするので、ブラックになった後に新たにカードを作るときには、関連のない会社を選ぶ必要があります。よく、ブラックでも借りられると記載されている広告などがありますが、その場合はヤミ金業社の可能性が高いので利用するのはやめておきましょう。