カードローンに関するいろんな事に興味があります。24歳のOLです。カードローンの審査を受ける時に、社長と社員とではどちらが、審査に通るのに有利と思いますか?その理由も併せて教えて下さい。
社長と社員とでは、カードローンに申し込む時の環境が違いますから本当は比較しにくいんです。どうしてかと言うと、社長は個人事業主で申込んで、社員は個人で申し込む事になるからです。では社長が個人で申し込む事は出来ないのかというと勿論、出来ます。
ありえない様なパターンですが、社長と社員がともに個人として申し込むのなら、あえて言うなら社員が有利でしょうね。社長の場合は自己申告になるからです。でも、現実問題として、社長が個人での使用目的でカードローンでお金を借りるのなら会社の経営が危ないという事ですよね。
つまり、現実的に考えると社長がローンを必要とする場合は、事業用資金に使いたいという理由で申し込むはずです。カードローンは事業用資金として使えないという制約があって使えないローンが多いです。それに個人事業主専用ローンを利用して審査を受ければ総量規制の例外になるので、利用限度額を大きく出来ます。
ですから個人のお客とは、申し込む時の条件が違うと思いますよ。ちなみにカードローンは、あくまで個人の信用取引になります。ですから、繰り返しになるかも知れませんが、社長の場合、個人として申し込むと、職場に関する情報について、自分で自分を保証するという事になります。
個人の場合は、会社という第三者の信用度が加わります。そう言う意味で、社長と社員を同じ個人とするならば、あえて言うと社員の方が、カードローンの審査で少し有利なのかなと思いますね。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用しやすい職業って何?
子供の頃から一度は社長と呼ばれてみたいと思ったことがある方もいるでしょう。社長は会社のトップですから、憧れるのは当然です。しかし、大人になってみると分かるのが社長業は意外と大変だということです。会社の大きさに関わらず、従業員を雇って会社を経営するというのは、責任も大きいですし決して気楽な稼業ではありません。独立して起業する方、お店を経営する方、様々な業種で頑張っておられる方がたくさんいます。中には資金繰りでいつも頭を働かせているという方もいるでしょう。
カードローンの審査では安定した収入があることが条件となる場合が多いのですが、会社を経営している社長という立場の方の場合は厳しく審査されるという話を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。社長はお金をたくさん持ってそうというのは単なるイメージに過ぎません。特に会社を設立して間もない頃は信用度で言えばかなり低いと覚悟しておいた方が良いでしょう。会社を辞めて独立された方の中には、そういった覚悟をもって挑まれている方もたくさんいるのではないでしょうか。
なぜそうなるかと言うと、統計的に起業して失敗する人が多くいるからということも原因の一つになるでしょう。企業の倒産件数は年間一万件とも言われ、その多くは設立して間もない企業であると言われています。健全に経営する方もいる中で、経営が失敗してしまう方もいます。起業してすぐは安定しないため、どちらに向かうかは第三者からすれば判断することはリスキーなのです。
会社を辞めて起業するという方の中には、会社員の時にクレジットカードやカードローンを作っておくという方もいます。起業してすぐは審査に通らないという可能性が高いため、こういった自衛策を取るのは一般的になっているとも言えます。使う予定がなくてもとりあえず作っておくことで、今後もしものことが起きたときも八方ふさがりになってしまうピンチを避けられるのです。