新卒で入った会社になじめず、1年足らずで辞めてしまいました。その後はずっと派遣社員として働いています。いくつかの会社に派遣されましたが、どこも契約満了まできちんと働きました。派遣社員になってもう10年近くになります。10年経っても時給はあまり上がらず、10年前と比べてほぼ横ばいの状態ですね。
しかも今派遣されている企業は片道1時間半程度かかります。時間はいいのですが、派遣社員なので交通費が自腹なのが痛いです。交通費の負担が大きく、最近少し生活が苦しくなってきました。派遣会社には家の近くで仕事を探してほしいとお願いしていますが、新しいところが見つかるまでの間、カードローンを利用したいと考えています。派遣社員ですが問題ありませんよね。おすすめを教えてください。
派遣社員だからカードローンが組めないということはありません。会社員や公務員に比べると審査は多少厳しいかもしれませんが、派遣社員として継続して働いていればまったく問題ありません。10年近く継続して働いているのであれば、審査も通るでしょう。
おすすめは、まずカードローンの限度額がどの程度必要なのかを考えてみましょう。比較的借りやすくて便利な消費者金融は、収入の1/3までが融資の限度枠です。年収が300万円くらいなら、借りられる限度額は100万円ということになります。100万円も借りられればそれで十分というのであれば、消費者金融で申し込んでみていいかがでしょうか。審査も柔軟で、とにかく融資までの時間が短いので有名です。ただし、銀行にくらべて若干ですが、金利が高くなる可能性はあります。ただし、無利息期間というサービスがよくあるのも消費者金融です。借りてすぐ返すのであれば、無利息の期間がある商品を選べば利息はまったくかかりません。
銀行や銀行系のカードローンは、融資の限度額がありません。収入の1/3以上借入れをしたい場合は銀行か銀行系のカードローンで申し込むといいでしょう。ただし、消費者金融に比べて融資までに時間がかかる場合があるのと、審査が若干厳しくなる傾向にあります。ただし、銀行でカードローンが組めたら、金利は消費者金融に比べて低いでしょう。
自分がいくら程度融資してもらいたいのか、借りてすぐに返せるのか、などをよく考えてカードローンを申し込む金融機関を選んでみてはいかがでしょうか。融資額は低くても、今すぐ必要なら消費者金融、とにかく金利を低く抑えたいなら銀行などのように、自分が何をいちばん優先するのかきちんと考えてから選んでみましょう。派遣社員だから断られるということはまずありませんので安心してください。継続して働いていて安定した収入があれば大丈夫です。
派遣社員というだけで審査に落とされることはまずありません。正社員として働いている人でも、他社からいっぱい借りている人、返済をしていない人、返済が遅れ気味の人、ブラックに登録されている人、などのほうが審査に通らない可能性があると思ってください。もちろん派遣社員で他から借入れがいる人も審査には通らないでしょうね。
正社員だろうが派遣社員だろうが、会社内でのお付き合いは分け隔てなくされている会社もたくさんあります。しかし、ボーナス時期になると飲み会などのお誘いが多くなりますがボーナスのない派遣社員の場合は資金のねん出が悩みどころです。だからといって大切な上司、仲間からのお誘いをお断りするのも今後の社内での人間関係を考えたら避けたいものです。
そんな時に強い味方になってくれるのが一時的にちょっとした金額の借り入れもできるカードローンです。一般的に、ローンというと正社員で収入が高くないと借りられないのでは?と思われていることが多いのですがそんなことはありません。派遣社員はもちろん、アルバイト・パートの方でも借りられる会社はあります。派遣社員の方の場合に気を付けておきたいことを押さえておきましょう。
派遣社員の雇用形態では最初に登録をした派遣元、そしてその派遣元から紹介された実際の就業場所である派遣先の2つがあります。ローン申し込みをする時、在籍する企業として派遣元と派遣先、両方を記入するようになっているはずです。そして、申し込みが済むとローン会社から就業している企業に電話での在籍確認が入るのが普通ですが、派遣元、派遣先どちらで在籍の確認がされるかはあらかじめ確認しておいた方が良いです。もし、心の準備が出来ていないのに唐突に予想外のところに電話がかかってきたら会社に居心地が悪くなるということにもなりかねませんのでその点は注意しましょう。
そして万一、審査に落ちてしまったらどうすればよいのでしょう。慌てて次の会社に申し込みをしてしまう人もいますが、これは会社側の心証が悪くなり逆効果です。もし審査に落ちた場合、あれこれ考えても仕方がないのでとりあえず1、2か月何もせずに様子を見てから次の会社に申し込む方が得策です。時期を伸ばして申し込んでもやはり落ちてしまう、という場合は一度自分の信用情報を開示してもらうという手段もあります。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用しやすい職業ってあるの?