東北銀行のカードローンが使えるという噂を友人から聞きました。それほど有名な銀行でもないし、有名なカードローンでもありませんよね。カードローンが使えるか使えないかをどのように判断すればよいですか？東北銀行のカードローンが使える理由はどこにあるのでしょうか？

ユーザの必要に合わせて細分化したローン商品が使いやすさです

東北銀行のカードローン商品には３種類が用意されています。まず、カードローンＢｕＤＤＹと呼ばれるカードローン。頼れる相棒として紹介されている内容は、最大融資金額５００万円、年率４．８％?１４．０％というもの。確かに銀行系カードローンとして遜色のない大型のカードローンになっているようです。満２０歳以上６５歳以下で安定継続した収入がある、東北銀行の営業区域内の人が申込みできます。

そして「夢・ポケット」と「夢・ポケットＰＬＵＳ」に分けられています。「夢・ポケット」は融資限度額１０万円?９０万円、年率１４．５％と小型ながら低金利の設定になっています。契約時の年齢が７２歳まで延長されています。そして申込み年齢の上限が６４歳以下で勤続年数が一年以上で年収が２００万円以上という条件がつきますが、融資限度額が１００万円?２００万円となっているのが、「夢・ポケットＰＬＵＳ」です。

それから「心配無用」と名付けられた、カードローンは郵便での申込みを前提にしています。新規申込みでは３０万円?５０万円、増額申込みの場合で、４０万円?９０万円と分けられており、それぞれの年率は１３．５％となっており、小型のカードローンの中では最も設定金利が低く抑えられています。こちらも申込み条件は満２０歳以上６４歳以下、安定・継続した年収が見込めることに勤続年数と営業年数の条件が加えられています。

それぞれの比較をすれば、最大融資金額が飛び抜けて大きい「カードローンＢｕＤＤＹ」、申込みできる上限年齢が最も高い「夢・ポケット」、そして最も金利が低く設定されているのが「心配無用」といったところでしょうか。もちろんカードローンＢｕＤＤＹであれば、高い限度額が審査に通ればその金利は「心配無用」を下回る可能性もありますが、変動金利なので一概に決定することはできません。

「夢・ポケットＰＬＵＳ」以外で共通している特徴は、年金受給者でも専業主婦でも申込めるということでしょう。年金受給者が申込めるカードローンはそれほど多くないのです。このような設定は地方銀行ならではの設定だと言えます。地方銀行は都市銀行やメガバンクとは異なり、地域性をとても大切にしているのです。ですから市場調査に基づいてユーザに選びやすいようにとカードローンを細分化しているのだと思われます。

このように細分化していることそのものが、カードローンを使えるものにしているということができます。それぞれに保証会社が異なるのです。明確な細分化によってカードローン利用者が明確に区分されたカードローンの条件を比較することができます。そしてそれぞれに保証会社が違っていることはカードローンの特性に応じた審査を実現していることを意味します。

利用者としてみれば自分の必要に応じた適切なカードローンを選択して申込みすることができ、それぞれに適合した保証会社の審査に通ればよいということになるのです。これほど細かいカードローンの区分をしていながら、銀行系カードローンらしい金利設定なのですから、営業区域内の居住者であれば大変お得なカードローンだということができるでしょう。

またインターネットを利用した申込みのみならず、むしろ重点はフリーダイヤルの設置においています。これによってコンピュータを使い慣れていなくても安心して申込み、利用することができるでしょう。