かなり前の話になるのですが、三和銀行のカードローン（自動融資型）を利用していました。今はもう三和銀行がなくなり、三菱東京UFJ銀行になってしまったのでこのかたちのカードローン商品はないと思うんです。
特に契約解除などはしておらず、口座にお金もある状態でしたし利用もしていなかったので特に問題はないのですが、今度口座からお金を多少移すことを考えています。公共料金などはこの口座を利用していませんが、カードのひとつかふたつの引き落とし口座がここの口座なので、もし足りなくなった時にまだカードローンが有効で自動的にお金が融資されるのかどうか知りたいんです。他にも何か変わったことがあるかどうかも気になります。
平成２０年の７月以降、システムの一部が変更されてはいますが現在も三和銀行のカードローンは有効かと思います。システムで変更されている箇所は「返済額を計算する基準日及び基準時間」、「利息計算期間」、「延滞中の返済当日受付期限」、「自動融資対象外となる取引の追加」の４つになります。
「返済額を計算する基準日及び基準時間」につきましては、以前は返済額の計算日は月末でしたが、現在は毎月１５日（祝日や土日などの場合は翌営業日になります）、返済額を計算する基準時間は以前は２４時でしたが、現在は１９時となります。１９時以降に自動融資で借り入れがあった場合もその日のうちであれば基準日の借り入れに反映されます。
「利息の計算期間」につきましては、以前は前月１日～前月末日でしたが、現在は前月１５日から当日返済日前日となっていますし、「延滞中の返済当日受付期限」は最終処理時刻が以前は平日の２１時でしたが、現在は平日の１９時と２時間短縮されています。
「自動融資対象外となる取引の追加」につきましては、基本的にクレジットカードや公共料金、携帯電話の支払いを行っている際口座に残金が足りない場合自動的に融資がされるといったものですが、その対象外となるものが追加されています。例えばこのカードローンの返済の引き落としで口座の残高がなくなってしまった場合自動融資は行われません。
数年間利用がなかったということですから、実際契約が生きているのかどうか判断しにくいところもあると思います。もしかしたら金利なども見直されている可能性もありますので、一度問い合わせてみたほうが確実ですね。
【参考ページはこちら】
銀行系カードローンと地方銀行カードローンはどんな関係？
かつては三和銀行、後に合併を行い、平成17年からは三菱東京UFJ銀行となって業務を行っています。合併前に三和銀行自動融資型カードローンとして利用されていたものは、現在も一部変更とされサービスを行われています。合併前と変更になったところは返済額を計算する基準日が月末から15日へ、基準時間が24時から19時へ、他機関や時刻の変更が行われているので注意が必要です。
そして現在は同じく自動融資機能で広く利用されているのがカードローン、マイカードプラスです。このマイカードプラスは、普通預金口座のキャッシュカードがそのまま使え、公共料金等の引き落とし日の残高不足といった状況を自動的に立て替えしてもらえる非常に便利なサービスです。年齢が満20歳以上、65歳未満で安定、継続した収入の見込める人であれば申し込みが可能です。
このカードの特徴として挙げられるのはやはり利用限度額の範囲内で、足りない金額を自動的に立て替えしてもらえる点です。入金忘れや残高不足で支払いが出来なかったという事態を防ぎます。ATMや、インターネットバンキングから借り入れという形でも融資は可能です。
そしてキャッシュカードがそのまま借り入れ機能が追加し、使用できるというのもカードが増えないので便利です。返済に関しても、臨時返済も可能でセブン銀行をはじめ各コンビニATMでも返済できます。1万円を上限として、毎月5日に自動的に引き落としとなります。
カードローンの申し込みについて、三菱東京UFJに口座を持っている人であれば、インターネットにて24時間申し込みが可能です。（こちらもご参考に→ネット申込み可能なカードローンのメリットとは）また、最寄りの支店窓口での申し込みも可能、その際にはパスポートや運転免許証などの本人確認が出来る書類、返済に利用する普通預金口座の印鑑を持参すると申し込みがスムーズに行えます。最大限度額は30万円と低額となりますが、手続きが簡単で、比較的気軽に申し込みできるのが特徴です。
