三重県に住んでいる30代の専業主婦です。カードローンを三重銀行でと思い、ネット検索をしてみたんですけど、カードローンの間で物凄い金利差があるんです。同じ30万円の限度額でも、片方は14%ちょっとなのに、もう片方は8%もいかないんです。専業主婦が申込めるのは14%の方だけなので、使う前から凄く損した気分です。どうして倍近い金利差が設定されているんでしょうか?
仰られているのは、「みえぎんカードローン(一般)」と「マネーナビ50」のことでしょうか。仰るとおり、この2つのカードローンには同じ30万円や50万円の限度額でも金利が14.3%か7.975%かの大きな差がつけられています。
まず、保証会社の違いを見てみましょう。「みえぎんカードローン(一般)」は保証会社が(株)セディナ、「マネーナビ50」は(株)三重銀カードとなっています。保証会社には1契約ごとに保証料を支払っていて、子会社の三重銀カードの方が提携企業のセディナよりも安く済んでいる可能性はありますね。保証料は金利の中に含まれていることが多いので、その差を実際に知ることは出来ませんが、金利差に現れていると考えることは出来ます。
次は三重銀行とのお付き合いの長さや深さでしょう。申込み条件を見てみると、「マネーナビ50」は三重銀行で給与振込みや口座振替を一定期間行なっていることや、各種預金を利用しているなどの「お付き合い条件」が設けられています。「お得意様にはお安くしますよ」というのはごく自然に考えられることですね。
後は根本的な信用度の差でしょうか。「マネーナビ50」は個人事業主もパート・アルバイトなど非正規雇用の方は論外。正規雇用でも勤続年数2年未満の方は申込みが出来ません。他社からの借入が前年の年収比50%以内というのも特筆すべきでしょう。会社員で安定した信用が必要だということでしょう。
質問者さまは専業主婦だとのことですから、ご主人が「マネーナビ50」の対象になるのなら、ご相談して、ご主人に申し込みをしてもらうことも検討されてはいかがでしょうか?内緒でないならその方が有利に借り入れができますよ。金利差6.4%は非常に大きいですからね。
(⇒専業主婦がカードローンの申込みをするのは厳しい?)
三重銀行のカードローンは金融機関の信頼性と消費者金融のカードローンの便利さが合わさったカードローンです。消費者金融のノウハウも取り入れているので金融機関がサービスしているキャッシング・サービスとは思えないほど便利だと好評のようです。
三重銀行のカードローンの特徴のうち、便利だと好評なのが利用できるATMの多さです。三重銀行や提携金融機関のATMも県内では多数あるのですが、利用できる営業時間に制限があるので特に夜間はほぼ利用できないと不評でした。しかし、コンビニの24時間対応ATMも利用でき、また、利用手数料もかからないので利用者からとても好評なようです。コンビニに対応したことで旅行先からでも利用できることもあり、時間と地域に関係なく利用できると好評です。
このように便利な三重銀行のカードローンですが、審査は一般のローンと同等です。しかし、消費者金融のノウハウを取り入れているのでさまざまな面で利用者にとって有利なことが増えています。審査の面で最大の変化は収入のチェックです。金融系のローンでは月収制のサラリーマンのように定期収入がないと通らない事が多かったようですが、現在では年収でのチェックとなり、アルバイト・パート、主婦、学生でも利用できるほど門戸が広くなっています。
(⇒カードローンを利用しやすい職業ってあるの?)
また、個人事業主や自営業の方のような場合にはほぼ通らないと言われていましたが、この方たちにも年収でのチェックで利用できるようになってきています。収入の面で門戸を広げているローンの審査がが多いのですが、借入状況のチェックでは借入件数のチェックがかなり厳しくなってきているようです。
借入件数については月の返済に影響があるため、厳しくチェックされるようです。そのため、小額ローンが多数ある場合など借入額は少ないのに審査が通らない方などは小額ローンが多くないか確認が必要です。ローンが多数ある場合はローンをまとめるおまとめローンの利用も必要になる場合が多いようです。