26歳の大学院生です。初めて一人暮らしをしようと思うんですけど、不安なことがあります。賃貸マンションを借りる予定ですが、保証会社の審査に落ちるんじゃないかと不安なんです。私は現在クレジットカードとカードローンが一枚ずつあります。カードローンで借りている額は数万円ほどで、生活は支障がないんですけど、保証会社の審査に落ちてしまう可能性が高くなるのでしょうか。
賃貸マンションを借りるときには、保証会社の審査がありますね。一昔前は、賃貸契約をするときには保証人をつけるのがふつうでしたが、現在では、保証会社にお金を払って保証してもらうということが多いようです。その保証会社の審査には、確かに、ドキドキしてしまいますよね。
しかし、カードローンがあったとしても、賃貸マンションの保証会社の審査に落ちやすいとは言い切れません。とくに、数万円程度の借り入れで、延滞などの事故情報がないのであれば、ほとんど気にする必要はないでしょう。カードローンが賃貸契約の審査に深くかかわるのは、ブラックだったり、多重債務者だったりした場合です。また、無職など、家賃を支払うあてのない場合は、審査に落ちてしまいます。きっちり収入があって家賃を払うあてがあり、借り入れもそこまでなのであれば、基本的には、保証会社の審査には通るでしょう。
また、これは、賃貸マンションの契約の時の話です。住宅ローンを組むのとはまた多少条件が違ってきますのでご注意ください。住宅ローンは金額が大きく長期間払っていくものですから、審査は厳しくなります。賃貸マンションで一人暮らしというのであれば、そこまで審査を不安に思う必要もないかと思います。
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カードローンの審査基準ってどうなってるの?
賃貸の審査を行う際にカードローンの利用状況が関係してくる場合があるようです。賃貸は一般的にローンの利用状況とは関係ありませんが、賃貸の利用の際、賃貸料の一部などを借り入れできる制度がある場合はチェックされるようです。
その際でも賃貸の保証会社が使っているカードローンの保証会社と同じであっても問題はありません。消費者金融が保証会社としてローンなどの保証を行うことはめずらしくなく、金融機関がサービスするローンの一部も消費者金融が保証をしていることもあります。保証を担当する会社は保証するローンなどが同じ顧客から行われていることが分かっても審査で不利にすることはほぼ内容です。
ローンなどの審査はどの保証会社を使っているかではなく、借り入れがいくらあって、何件から借りているかが重要です。ローンの審査では収入と借り入れとのバランスを見ることが多いようですがバランスについては消費者金融向けの法的制限が目安になることが多いようです。消費者金融向けの法的制限は総収入の3分の1までに現金の借り入れを制限するというものです。
また、この制限は金融機関には適用されませんが、保証会社として入っていたり、消費者金融のローンを銀行が代理販売している際などは適用となります。収入と借り入れのバランスは収入の3分の1に借り入れが収まっているかが重要です。借り入れローンの場合は借入希望額を総収入の3分の1に抑えておくように設定すると審査が有利に進むことが多いようです。収入が多くてもローンが通らないことのほとんどはこのバランスが崩れていることが多いようです。
また、借り入れ金額は少なくとも小額ローンなどが多数ある場合には月々の返済額が多いと予想されるのでローンが通らないこともあるようです。そのような場合はおまとめローンなどを活用して借入件数を減らして月々の返済額を減らしてから再度申し込むとローンが通ることも多いようです。