先日お金が必要になって三井住友銀行のカードローンを申し込みました。その後、契約書をみるとプロミスの社名が書かれていました。三井住友銀行のカードローンはプロミスからお金を借りているのと同じことになるのでしょうか?プロミスと言えば消費者金融なのでなんだか不安です。
三井住友銀行のカードローンを契約したら契約書にプロミスの名前があってびっくりしたというのはよく聞く話です。一瞬、だまされて消費者金融と契約させられたのかもしれないと驚くのも無理はありませんがそんなことはないです。近年大手都市銀行のカードローン業務はほとんどの場合、消費者金融が請け負っています。なぜなら消費者金融には長年培ってきた個人融資のノウハウがあるので、保証会社として提携しているからです。
金利や借入額が制限されるようになってからは消費者金融も思うように利益が出なくなり、消費者金融市場というのが大幅に縮小しました。そこで大手消費者金融は銀行の傘下に入ることで生き残りを図ったのです。一方で銀行側も大口の顧客というのが少なくなったので個人融資に力を入れるようになり、お互いの利害が一致したということでしょうか。それ以降、三井住友銀行はプロミス、三菱東京銀行はアコムと提携してカードローン業務を行うようになったというわけです。(こちらもご参考にどうぞ→実際に三菱東京UFJ銀行で借りた人っている?)
プロミスは三井住友銀行と提携しましたが三井住友銀行カードローンとプロミスのカードローンは全く別物です。まず三井住友銀行のカードローンは銀行のカードローンなので総量規制の対象外です。その他の大きな違いといえば金利です。カードローンの金利は一般的に銀行は消費者金融より低めです。三井住友カードローンの金利は14.5%に対し、プロミスの金利は17.8%と若干高めです。しかし、審査の面では消費者金融は銀行より緩く、また即日キャッシングができる確率も高いです。
またプロミスの場合はポイントサービスに申し込むことによって新規の利用者は30日間無利息になるというキャンペーンを展開しています。たとえば10万円を30日間借入した場合金利17.8%では利息を約1500円支払うことになりますのでそれが無料となるのは嬉しいことですよね。消費者金融と銀行のカードローンはそれぞれメリットデメリットがありますので自分に合ったカードローンを見つけるのがベストだと思います。
三井住友銀行のカードローンのメリットとして一番にあげられるのが金利が低いことにあります。プロミスから三井住友銀行カードローンは、銀行のカードローンのため、低い金利で借りることができるのです。借入枠の最高金利をみてから借り入れをすることをおすすめしますが、三井住友銀行はお得です。100万円以下の契約限度額の場合は、借り入れの利率が年間で12パーセントから14.5パーセントほどとなっています。
(⇒三井住友銀行カードローンのデメリットってある?)
また、審査スピードが早いこともメリットのひとつとなっています。審査の方法は、申し込み用紙から申込者の属性に点数をつけていく方法と、過去の借り入れや、返済の状況を調べる方法で行われています。万が一審査に落ちた場合は、落ちた原因を問い合わせることはできませんが、審査に通る可能性が高くなる場合の属性を知ることはできます。
職種としては公務員や上場企業、大企業が通りやすくなっており、年収は400万円以上ある場合通りやすくなっています。また、勤続年数が10年以上と長いほど通りやすくなっています。その他にも、固定電話と携帯電話の両方を持っている場合や、住居の種類も審査対象になってきます。自分名義の持ち家がある場合は通りやすいシステムとなっています。
また、プロミスと三井住友銀行は同じ親会社で、SMBCコンシューマーという会社となっています。プロミスは三井住友銀行のグループ会社となっているため、三井住友銀行カードローンよりも審査に通る確率は高くなる可能性があります。ローンの最高年利が17.8パーセントと上がるために、通りやすくなっているのがひとつのポイントとなっています。
また、三井住友銀行カードローンは、最短で30分で審査が終了し、最短で即日の融資も可能となっています。収入証明書の提出が不要な場合もあり、その条件は、極度額が300万円以内の申し込みとなっています。この場合は、二十歳以上、六十五歳以下の安定した収入がある方が原則となります。三井住友銀行の口座を持っていなくても申し込むことができるのでおすすめです。