三井住友銀行のカードローンを検討しています。銀行のカードローンとして信頼しているのですが、消費者金融のプロミスと関係しているという話も聞きました。これはいったい、どういうことなのでしょうか。その関係について教えてください。
銀行系カードローンには保証会社があります。無担保、無保証人で借りることができるカードローンですが、借りる側が保証人を用意しなくていいものの、銀行側で指定の保証会社を必ずつけています。事実上、銀行の審査基準だけではなく、この保証会社の審査基準も適用されます。保証会社の保証が受けられない人は審査に通りません。
三井住友銀行のカードローンは、保証会社をSMBCコンシューマーファイナンス株式会社としており、同じグループ内の会社であることから保証料が不要となっています。通常、保証料は金利に含まれているものですが、この点、三井住友銀行のカードローンは金利が低めになっているため人気が高いのです。ほんのわずかとはいえ、借りる人は金利に敏感であってほしいと思います。
SMBCコンシューマーファイナンスの沿革を見ればわかるように、この会社はかつてプロミスとして営業をしていた会社が母体となっています。1962年に大阪市で設立された関西金融が元です。翌年には商号を関西プロミスに変更。以後、プロミスという名を一般化していきます。
同社が銀行と関係を密にしたのは2000年に三和銀行とモビットを合弁で設立したときからといっていいでしょう。2004年には三井住友フィナンシャルグループと業務提携、資本提携をします。その後、三洋信販、アットローンを吸収。2012年に三井住友フィナンシャルグループの完全子会社となって、商号もSMBCコンシューマーファイナンスになりました。
現在もプロミスの名称はブランドとして利用されており、同社のサービスとして展開され、テレビでCMも放映しています。プロミスという会社はなくなりましたが、サービス名称として残っているのです。
SMBCコンシューマーファイナンスは、いまも消費者金融会社です。貸金業として登録されており関係団体に加盟しています。ただし株式会社三井住友フィナンシャルグループが100%株式を保有しており、資本金は約1400億円と巨大な存在となっています。
こうして、三井住友銀行のカードローンは、SMBCコンシューマーファイナンスが保証会社となっているため、その保証会社はプロミスのブランドで消費者金融をしているということなのです。ややこしいのは、プロミスという会社はなくなったのですが、ブランドは残っている点でしょう。
なお、カードローンはこのように消費者金融やノンバンク、クレジットカード会社などが保証会社となっているのが一般的です。そのこと自体で、利用者に有利、不利はありませんのでご安心ください。
【参考ページはこちら】
三井住友銀行カードローンの使い方と利用期限を教えて!
お金を借りるときには企業と正式に契約をして、借りるカードローンがオススメです。一口にカードローンといってもいろいろな種類があります。消費者金融系や銀行系や信販系といったものです。銀行系は、総量規制の対象外となっており、金利も低いことで有名です。また、資金力も豊富なので借入金額が多く設定されることがあります。
(⇒カードローン会社は自分に合ったところを選んで)
企業を選ぶときには、有名な企業を選ぶと間違いありません。実績が豊富なので、安心感と信頼度が高いです。また、利用者が豊富なので、それに対応したサービスも展開しています。銀行で有名な企業は、三井住友銀行です。金利は他の企業と比べて低く設定されているので、利息を安く抑えることができます。利用限度額も利息に関係してくるので、必要な金額だけを借りると利息を安くすることができます。
申し込みは、インターネットが主流です。インターネットからだと、そこでもいつでも利用ができるのが最大のメリットです。インターネットからの場合には、必要な情報と書類を提出することによって企業から審査を受けることが出来ます。企業の審査は利用者に返済の能力があるかを確かめるものです。三井住友銀行では、審査を他の企業に委託をしています。
それは、消費者金融でもおなじみのプロミスです。テレビコマーシャルが有名で、利用者のニーズに合わせたサービスを行っています。三井住友銀行カードローンとプロミスの関係は、三井住友銀行カードローンの審査をプロミスが行っている点です。審査だけは、消費者金融が行っていますが、借入は銀行からとなるので安心して利用ができます。利用をするときには、プロミスの審査基準を把握しておくことで審査に通過しやすくなります。初めて利用をするときには、既に利用をしたことがある人のレビューを参照にするといいでしょう。そのときには、自分の利用状況と同じ状況の人のレビューを参考にすると借入れがすやすいです。利用計画もしっかりとたてましょう。