三井住友銀行のカードローンを利用しています。最近、ふと思うのですが、返済ができないなどの理由から、このカードローンがいきなり使えないようになることはあり得るのでしょうか?
通常の利用を続けている限り、使えなくなることはありません。あるとすれば年齢の上限に達したとき、期限の利益の喪失事項に抵触した場合、保証会社の保証が得られなくなったときが、カードローンの利用停止を通告される代表的なケースです。
三井住友銀行のカードローンは、申込時の年齢の上限が満65歳以下となっています。契約は5年更新となっているので、5年後あたりから契約は終了して更新されない場合があるでしょう。その段階で安定した定期収入があるならともかく、年金生活に入っていたらそこで条件が変わってしまいますから、当人の状況によって新たな借り入れはできない、または残高を一括で返済といったこともあり得ます。
もちろん、破産するなど期限の利益の喪失事項に抵触すればその段階で新たな借り入れはできなくなり、一括返済が求められることもあり得ます。なお期限の利益とは、契約で決められたときまでは返済しなくていい、待つのが当然という条項です。それが喪失すると、ただちに全額返済を求めることができます。契約に違反した、というわけです。
どんな場合に、契約に違反したと言われるのでしょうか。破産、担保の毀滅、担保提供義務の不履行が民法で記載されている代表的な理由となります。こうした場合、借り入れの根拠そのものが崩れるので、ただちに債権を回収しなければなりません。悠長に毎月の最低返済金額を待っていることはできません。
このほか、契約書に書かれているはずですが、債務整理を弁護士など専門家に委任したときや返済の遅滞についても長期にわたるようなら「返済できないのではないか」と判断されて期限の利益の喪失となります。
またカードローンは必ず保証会社による保証があります。申込時の審査には、この保証会社による審査も含まれています。無担保、無保証人でお金を手軽に借りることのできるカードローンですが、銀行側は返済されない場合のリスクを回避するために保証会社に保証してもらっています。その保証費用は、みなさんが返済するときの金利に含まれています。
これによって大手銀行も、みなさんがもし返済できなくなったときに損失を最小限にできるのです。たくさんの人のお金を預金として預かっている公共性のある銀行ですから、なおさら損失は最小限にしなければなりません。預金者に迷惑をかけるわけにはいかないのです。
この保証会社はみなさんが申し込んだときの状況を審査して保証します。しかしその後、みなさんが保証できないような状況になったときは、保証を諦めることがあり得ます。その前に多くは、保証会社によって銀行に先に返済されてしまっています。保証会社が債権者になりますので、あなたには新たな借り入れをしてほしくはありませんので、借り入れできないようにします。これは他のカードローンの会社にも伝わりますので、一斉にストップしてしまう可能性があります。くれぐれも、そのような事にならないようにご注意ください。
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遅延してないのに三井住友銀行カードローンが減額された場合
店頭でのショッピングはもちろん、インターネットショッピング、公共料金の支払いまで現代社会の様々な場面にクレジットカードは欠かせないものになっています。また国内に限らず、海外旅行や海外出張といった現金を持ち歩くのが心配な場面でも、クレジットカードが一枚あれば安心することができます。クレジットカードの活躍の場はいまや世界に広がっているのです。
そしてクレジットカードを持っている方がいざというときに頼れるのがカードローンというサービスです。三井住友カードローンは数あるカードローンの中でも、三井住友VISAカードのものとあってその安心感が魅力です。三井住友銀行に口座がなくてもお申込み可能なこのカードローンは即日審査で融資をすることも可能です。(こちらもご参考にどうぞ→三井住友銀行カードローンは即日審査可能?)
最短で30分で終わる審査を経て、カードを即日発行できます。最高800万円まで融資可能で、10万円単位で借りることができます。申し込みの条件としては満20歳以上、満65歳以下の人で安定した収入があることが原則となります。また300万円を超える融資にはカードローンに申し込む本人の年収が確認できる資料が必要でになります。
パソコンやモバイル端末、ローン契約機(AMC)、電話、郵送、窓口などから申し込むことができます。返済には三井住友銀行のATMを初めとして、イーネットATM、ローソンATM、セブン銀行ATMで返済に加えて、カードローン口座に振り込む方法、そして三井住友銀行に口座を持っている場合は口座振替もあります。毎月指定日に返済するシステムが基本ですが、余裕があるときの臨時返済も可能で、利息以上であればいくらからでも返済することができます。
また取引の状況によってご契約極度額が減額され、800万円までの借り入れ枠が使えない可能性もあります。これは事前に通告なく減額される場合もあり、カードローンを利用するときは契約極度額や借り入れ残高を確認する必要があります。