> > > 銀行系カードローンの利息ってやっぱりメリットありますか?

都内の私立中学で英語教師をしている34歳の女性教員です。今年の夏に久しぶりに故郷の実家に戻って高校時代の同窓会に参加する予定なんです。また、幾人かの友人らと一緒に旅行に出かけようとも計画しています。そこでその旅行費用をどこかで借りようと思っているのです。が、借りて気になるのが利息なんですよね…。

そうなるとやはり銀行系カードローンと言うことになりますよね…?!実際のところ、銀行系カードローンの利息って他の金融機関の利息と比べてメリットはあるのでしょうか?また、カードローンを利用する際に、利息だけで決めていいものなのでしょうか?

銀行系カードローンの利息は低いと言えます

まず最初にハッキリさせておきたい点としては、「銀行系カードローン」と「銀行カードローン」とは厳密に言えば異なるカードローンであると言うことです。つまり、「銀行系カードローン」の場合は、大手銀行がバックについて運営している消費者金融のカードローンなんです。それに対して銀行がバックについていない消費者金融を「ノンバンク系消費者金融」と言います。そのことから銀行系カードローンと言っても厳密に言えば、銀行カードローンではなく消費者金融のカードローンなのです。

他方、「銀行カードローン」とは、銀行が直接運営しているカードローンのことなんです。そして、利息の面で言えば、やはり「銀行系カードローン」よりも「銀行カードローン」の方が安めとなっているのです。

たとえば、某銀行系カードローンの利息は、実質年率4.8%~18.0%となっていますが、某銀行カードローンの利息では年4.6%~14.6%となっているので、最高金利でも最低金利でも銀行カードローンの方が利息が安いのです。が、そうは言っても、銀行系カードローンの利息も低いと言ってよいのです。たとえば、ノンバンク系消費者金融カードローンの利息においては、銀行系カードローンと比べて最低金利の設定が高めになっているところが少なくないのです。

他方で最高金利について言えば、銀行系カードローンでもノンバンク系カードローンでも年18%となっているので差はありません。また、銀行系カードローンと銀行カードローンの一番の違いは、総量規制の対象なのか対象外なのかとの点でしょうね。総量規制とは、収入の3分の1までしか融資できないことです。そして、銀行系カードローンは総量規制の対象となり、銀行カードローンは総量規制の対象外になるのです。

以上のことから、総括すれば、銀行カードローンが利息面では一番有利で、銀行系カードローンがそれに続くと考えてよいでしょう。ただし、ノンバンク系カードローンの中にも銀行系カードローンの利息と比べてもそん色ない、あるいは低くなっているところもあります。また、利息面だけで借入先を決めるのもひとつの策ですが、総量規制の対象か否か、また借り易さや即日融資の有無といった総合的な評価から選ぶ方が間違った選択をしない確率が高くなると思いますよ。

銀行系カードローンを使用することのメリットは利息が少ない

銀行系カードローンを利用することのメリットには、金利が低いために利息が少ない、という利点があります。金利は金融商品を選ぶ場合において、とても大切な基準になります。金利が低ければ低いほど、利用中の金融商品の利息は少なくなるために、より効果的に使用する場合において、経済面でとても大切になるのです。特にカードローンにおいては、短い期間で何度も借り入れや返済を行うことになるので、金利が低く、利息が少ないということは特に重要になるのです。

銀行系カードローンの金利が低いことは、審査においても影響を及ぼします。金利が高ければ高いほど、同じ金額でも支払う合計金額が多くなってしまいます。その結果高い支払い能力が必要になってしまうのです。なので、高い収入や安定した収入が無ければ、返済を行うことができなくなってしまうのです。そのため、審査においては、金利が高ければ高いほど、審査の基準が厳しいものとなってしまうのです。

銀行系カードローンが審査において優しいと呼ばれる理由には、低金利であるから、という理由があるのです。金利が低ければ、その分返済する合計金額は少なくなります。その結果返済する能力が少なくても、ある程度の金額を利用することができるために、審査の基準においては優しくなってしまうのです。なので銀行系カードローンは、実際にはしっかりとした支払い能力を確認する審査を行っていたとしても、審査が優しいと判断されてしまうのです。

このように金利は単に返済を行うことの合計金額を減らす、ということに役に立つだけではなく、カードローンの審査において、審査の通りやすさにも影響を及ぼしてしまうのです。なので、金利が低ければ低いほど、そのカードローンは利用しやすい物となるのです。また増額の審査を行う場合にも、金利が安いければ支払うことが簡単であるために、支払い期日を守りやすいので、銀行系カードローンは有利になるのです。

【参考ページはこちら】
ウソをついてもカードローン審査に通過することはできる?

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