レイクカードローンは銀行のカードローンにしては金利が高いように思います。他社と比べて金利は高くないですか?
新生銀行の傘下に入ったレイクのカードローンは銀行のカードローンになります。貸金業法改正にともなって施行された総量規制も対象外となります。通常銀行のカードローンは低金利が特徴ですが、レイクの金利は消費者金融並みの4.5%~18.0%です。これは利息制限法の上限ぎりぎりの設定です。もともと大手消費者金融のレイクは当然以前から多くの顧客に小口の融資を行っています。当然消費者金融会社の多くが掲げている金利設定での貸付をしてきたのです。その顧客も併せて新生銀行のレイクの顧客となっている訳です。
新生銀行傘下に入ったからと言って新規顧客には銀行並みの金利設定と言う訳には行かないと言うのが実情でしょう。顧客管理の面で銀行のカードローンはかなり顧客品質にこだわっています。その事から審査が厳しいと言う噂がひろまっているのでしょうが、消費者金融会社のように少々の不安点には目をつむって顧客獲得をはかるのではなく確実に回収できる顧客の確保に努めてきたのです。
これにより回収不可能になるというリスクを抱えない分、利息を低く設定できると言う訳です。反対に消費者金融会社はリスクを最小限に抑えようと努力はしていますが、銀行と比べるとどうしても金利設定を高めにしざるを得ないと言う状況です。レイクも銀行傘下に入ったとは言え当面は消費者金融会社と同じような金利設定になっていると言う訳ですね。
ただレイクは金利が高めな分30日間無利息や180日間5万円分無利息などのキャンペーンを打ち出したり、ATMの手数料を無料にしたりと顧客サービスに努めています。返済シミュレーションで無利息キャンペーンを利用すればどの位得になるか確認出来るので試してみて下さい。
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お金を借りれば、元金を返して、それに利息を上乗せして支払うのが普通です。この利息の割合を金利と呼びます。その水準についてですが、金融機関が独自に定めることになるのですが、上限は定められています。どれだけ高い水準で貸し付けても良いとなると、高利貸しが横行してしまいますから、法律によって上限が定められているのです。
かつては、利息制限法という法律と出資法という法律があって、異なる上限が定められていた上に、カードローンではどちらを採用するべきなのかが曖昧でした。しかし、現在のところは利息制限法の上限を採用すると明確に提示されましたから、全ての金融機関は貸し付けを行うときに利息制限法の上限を守っています。この範囲で、それぞれの金融機関が水準を決めて契約を行っているのです。
具体的には、10万円未満は20%、10万円以上100万円未満は18%、100万円以上は15%と定められていますから、この範囲で貸し付けを行うことになります。レイクの場合には、商品説明では4.5%から18%と記載されています。この範囲のどの水準になるのかは、審査によって決まります。
(⇒カードローンの審査基準ってどうなってるの?)
普通に借りて約束通り返済をしていれば、審査によって決まった金利が適用されるのですが、返済が遅れると高くなるという点に注意してお燗買えればなりません。返済が遅れた場合には遅延損害金を支払わなければなりません。遅延損害金とは、簡単に言えば返済が遅れたときのペナルティです。通常の利息に上乗せして支払わなければならないのです。
遅延損害金は、通常の金利よりも高く設定して良いと定められていますから、どの金融機関でも高めに設定されています。レイクのカードローンの遅延損害金も通常の金利よりも高く、年率で20%と定められています。20%というと、かなり高い水準です。返済が遅れただけで高い金利が適用されるのですから、返済が遅れてしまわないように気をつけなければなりません。