カードローンってどの世代に人気があるんですか。利用する世代の比較が知りたいです。
2010年に貸金業法で、カードローンの最大金利が20%まで引き下げられたのを機に、多くの金融機関が利便性のあるサービスを考案し、今ではネットで最短1時間で融資可能になりました。カードローンを利用する人たちの40%が30代、30%が40代、25%が20代となっており、その中でも年収が200~300万円の人たちが最も多く利用しています。職業はサラリーマンが全体の64%をしめており、次いでパート・アルバイトが14%となっています。職業の中でも最も属性の高い公務員は1.3%に留まっています。
(⇒カードローンを利用しやすい職業って何?)
カードローンの利便性は、申し込みが簡単なだけでなく、無利息期間のサービスがあったり、女性専用の窓口を設けたりして、主婦層の利用拡大に力を入れている事が分かります。1万円からの小口融資が可能なこともあり、庶民に最も身近な借り入れサービスと言えます。基本的には、安定した収入がないと借り入れはできませんが、専業主婦でも配偶者に収入があれば借り入れは可能です。
しかし返済方法がリボルビング払いなので、毎月の返済金額は少なくて済むのですが、期間が長くなるので利子を多く払うことになります。各種金融機関のホームページには、返済シュミレーションツールがありますので、利用することをお勧めします。
カードローンの審査に通るか通らないか、通ったとしても限度額は大きいか小さくなるかの要因として年齢もひとつ関係がしています。カードローン年齢比較をすると、30代~40代の方が一番審査に通りやすく、かつ限度額も大きくでる傾向があります。やはり、30代から40代の方となると仕事も安定してきている時期になります。また既婚の方も多く、属性では独身の方よりも既婚である方のほうがポイントが高いです。
さらに、一戸建てを購入しはじめる時期でもありますし、賃貸アパートを転々とする人よりも1箇所に住み着付けている方のほうが、返済が遅れた時に逃げる可能性も低いですし、扶養していかなければらないという責任感もでてくる時期になります。さらに、物件を所有しているということは、それを活用して不動産を担保としたローンを組むこともできますので、比較的属性が高い年齢層になります。
20代にカードローン申込みについてですが、これは審査に通る通らないで分かれます。入社してすぐの申込みであると、あまりにも勤続期間が短いということで審査には通りにくいとされています。審査に通ったとしても金利は高めに設定されていたりもします。
また、はじめてカードローンを申込みをする方が多いため、参考にできる資料が少ないのが事実になります。これまでの返済実績がないので返済をきちんとしている人かどうかの判断ができないことになります。そうなると勤務先の属性にようるものが審査に影響をします。公務員が属性が最も高く、次いで会社員になります。会社員といっても業種や職種などにより属性のよい悪いはさまざまです。
そして、年齢も高齢者の方の申込みとなります。カードローン会社の申込み基準では、65歳までや70歳までとなるので、申込みができない人もでてきます。また、現役を引退する時期でもありますのであまり大きな限度額は利用できる可能性は低いです。70歳までの会社に69歳で申し込みをすると短期間しか利用できないことになります。
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