30代の男性会社員です。実は実家の母親が急病で倒れてしまって入院することになってしまったのです。それゆえ、差し当たって30万円くらいのまとまったお金が必要なんです。

そこでりそな銀行カードローンで借りようと考えています。が、先日に職場の上司から「りそな銀行カードローンの返済はなかなか借金が減らないぞ…」って言われたんです。それを聞いたらりそな銀行カードローンで借りようかどうしようか迷ってしまったんです…。本当にりそな銀行カードローンは減らない？

りそな銀行だから減らない訳ではありません！

そうなのですか…会社の上司にそのような示唆をされたんですね。それでりそな銀行カードローンで借りようかどうしようか迷ってしまったのですね。わかりました。

まず最初に言いたい事は、りそな銀行カードローンは、あるいはりそな銀行カードローンだから借金の返済が進まないと言うことではないのです。りそな銀行カードローンでも他の金融機関のカードローンでも、利用後の返済は「残高スライド元利定額返済」という返済方式になるので、仮にりそな銀行カードローンが減れないとすれば同様に返済方式を採用している他行のカードローンでも同じように減らないという理屈になると思います。そして、いつまで経っても借金が減らないように感じてしまうのは、この残高スライド元利定額返済と、それに伴う「約定返済」に原因があると言ってよいのです。

「約定返済」とは、毎月決まった日に決まった返済額をすることであり、たとえばりそな銀行カードローンの融資額が30万円～100万円までの『りそなクイックカードローン』の場合を見ると、50万円以下の場合は毎月の約定返済額が1万円となり、50万円以上100万円以下の場合には毎月の約定返済額は2万円となります。つまり、約定返済とは毎月一定の返済をするものであり、この約定返済での返済金はまず利息手数料に回されることになるのです。そして、残った分のお金が元金への返済に充当されるのです。

それゆえ、融資額が多く残高が増えると、必然的に支払う利息も多くなるので、約定返済で返済していてもなかなか元金が減らないことで借金が減らないと言うことになる訳です。

具体的に言えば、仮に50万円借りたとして、金利が年14％だとしたら、月に支払う利息分はおよそ5700円となります。そして、約定返済額が毎月1万円だとしたら、元金に充当されるお金は約4300円となります。毎月4300円くらいの充当ではなかなか元金は減らず、ゆえに借金がなかなか減らないということになってしまうのです。そして、残高スライド元利定額返済では、借り入れ残高が減らないと元金も減らないのです。

それゆえ、効率的にどんどん借金を減らすためには、「約定返済」に加えて「随時返済」を積極的にする必要があるのです。随時返済の分はすべて元金の返済に充てられます。だから随時返済をどんどんすれば元金の返済もどんどん進む訳なのです。

そして、元金が減れば約定返済額における元金への充当分の割合も増えることでカードローンの借金自体がどんどん減っていくのです。それゆえ、「りそな銀行カードローンは減らない？」との質問に答えれば、りそな銀行カードローンだから減らないのではないと言うことなのです。

【参考ページはこちら】
まずは自分に合ったカードローン会社を選ぶことから始めて