また噂を聞きました。「カードローンで利用限度額を増額できるけど、自分から申請したら後々金利が高くなるから損だ」何となく理屈は想像できるんだけど、それならカードローンの会社が限度額を増やしてくれるのを待った方が特ですよね。実際のところはどうなんでしょうか?
どこでそんな噂が立ったのか知りませんが、その情報は誤っています。仰る通り、利用限度額を上げるには自分から申請するか、数か月カードを利用していて、カードローンの会社が問題ないと判断して利用限度額を上げるという2ケースが存在します。
しかし金利を決定付ける要素は、「幾ら借りたか」、「支払い回数は何回か」によって変わってきます。例えば10万円を10回払いで返済する場合と100万円を5回払いで返済する場合は、100万円5回払いの方が金利が低くなる傾向にあります。一般的に借りた金額が大きい方が金利が低くなりますし、支払い回数を少なくした方も、同様に金利が低くなります。
ですのであなた自身が現在の利用限度額が少ないと感じているなら、すぐにカードローンの会社に申請して利用限度額を上げてもらうのが良いでしょう。最も手軽な方法は、インターネットであなたの支払い状況を確認できる専用ページにアクセスし、そこから「利用限度額の変更」といった類のメニューを探してい申請する方法です。分からない場合は電話で問い合わせるか、書類などで申請することも可能です。
いくら金利が変わらないからといっても、使いすぎは破産を招きますのでご利用は計画的に行いたいものですね。以外と気が付かないうちに細かい買い物を繰り返していたら、金額が大変なことに…なんてケースもありますからご注意ください。
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カードローンの増額が気になる方にオススメ記事
カードローンの希望額を記入して契約を申し込んでも、実際に借りられる額が少ない場合が多いです。それで自分から増額を申し込む人はそれなりに居ます。ただすぐに増額を申し込んでも増額をしてくれないのは、増額の申し込みを受け付けた人達がわかっていますから、その場で丁寧にお断りをします。
それで受付の人に言われた通り、ある程度返済実績を作って申込んだとします。その時、自分から増額を申し込んでも金利は高くなりません。カードローン自分からの増額は金利が高い?との質問には高くならないと回答します。
金利が高くならない理由ですが、まず貸金業者は利息制限法ぎりぎりまで金利を高くしていますから、これ以上金利を上げることは出来ません。100万円未満まで年利18%を超えてはならないとされていますから、年利18%で貸している貸金業者は、自分からの増額申請だからといって、貸出金利を上げることは出来ません。
そして自分から増額を申し込んだ場合、金利が下がるどころか上がる場合が有ります。それは借り入れが100万円以上になると、制限金利が年18%から15%まで下がるからです。だから自分からの申し込みだからと増額しても上がるどころか下げなくてはならなくなります。
しかし銀行カードローンなら、利息制限法で定められた金利より低く貸していますから、金利を上げる余地が有ります。しかし、自分から増額申請をしてきた時だけ金利を上げるのは、システムの負担からいって適用者が少な過ぎて採算が取れなくて無理です。だから銀行も金利を上げる余地が有るといっても、金利を上げるようなことをしません。
カードローンで自分から増額を申請してきた場合だけ、増額という方法は、どの金融機関もシステム負担からいって、効率が悪くて採算的に難しいから、そういうことは考えていません。むしろ金利を上乗せしなければ貸せない状態なら貸さないのが、金融機関の基本方針ですから、増額だから金利を上乗せするということは全く無いです。