私は40歳になります。給料もそれなりに貰っています。しかし給料はそのまま口座に振り込まれて、管理は女房に握られ私は雀の涙程度の小遣いで我慢するしかなく、そろそろ老後を見据えていろいろと趣味を広げようと考えているのに結局本一冊ですら買うことが出来ません。このため少しお金を借りても罰は当たらないのではないかと考えるようになりました。そこでカードローンを調べているのですが、審査について良く分からないことが有ります。
審査は仮審査と本審査が有り加えて職場に在籍確認が行われるようですが、この手順が良く分かりません。どうもはっきりしませんのでお聞きしたいのですが、一説によれば仮審査を終えた後、在籍確認を行って、最後に本審査を行うという手順で行なわれるようですが、そうだとすれば職場に在籍確認が有った場合には仮審査が通ったと考えて良いのでしょうか。その後もう少し広い範囲の審査を行うと言う事なのでしょうか。どうも気になっているので教えて下さい。
まず審査について説明しておきます。審査には仮審査と本審査が有ると言われますが、金融機関によっては明確に分けてはいない場合も有ります。また仮と付くことから仮審査は本審査のサブセットだと思っている人も多いのですが、普通は仮審査の方で主に返済能力の方のチェックをして、本審査の方で信用情報の方のチェックをしています。したがって両方合わせて始めて審査が成り立つと言うことになる訳です。ここに本人確認のための在籍確認が組み込まれます。(こちらもご参考に→カードローンの在籍確認に関するオススメ記事)
そこで在籍確認ですが、これは金融機関によって実施時期が違うと考えた方がよさそうです。金融機関によっては最初に在籍確認が行われてこれが終わらないと他の審査には移らないと言う場合が有ったり、あなたが言うように仮審査後に行なわれる場合が有ったり、また審査がほぼ終わって最終的に在籍確認を行うと言う場合も有ります。このため在籍確認が有ったからと言って安心できない場合も有ったり、在籍確認が行われれば、ほぼ大丈夫と言う場合も有る訳です。
結論としては在籍確認が有ったとしても、実際に審査が通ったと言う連絡が有るまでは、安心してはいけないと考えてください。あなたの場合もこれからカードローンを申込むのであれば、在籍確認だけで安心するのは止めましょう。とはいってもあなたの場合には収入も多そうですし、社会的信用もそれなりに有りそうですから、審査では問題にはならないでしょう。そのほか問題が無ければ審査結果はすぐに連絡が来ると思います。
ただし心配なのは返済です。少ないお小遣いしかないのにその中から返済に回してしまったのでは、支障が出てしまうのではないでしょうか。それとも小額づつの返済であれば問題は無いのでしょうか。とにかくまずは返済していけるかどうかについてシミュレーションをしておくようにしましょう。また借り入れの前には必ず返済計画を立てて、支障が出ない様に注意してください。返済中も油断しないで常に状況を把握して計画を見直すことが必要です。
カードローンの利用において審査は一番大切な事となります。この審査に通過するという事は、カード会社にカードローンの利用許可を出されたという事になり、お金を貸してもしっかりと返済してくれる人物だと信頼されたということになります。信頼を得るには時間が必要ですが、その信頼を数日で得る為にはしっかりとした経済力や安定性を数値で示さなければなりません。この審査においては、個人情報から経済力まで全て情報の裏付けを取られる事になります。つまり、示された情報に偽りがないかという事を調べられるという事です。
本人による申請である証明として自宅に電話がかかってきます。この電話では生年月日等の本人であればスムーズに答えられる事を質問されます。本人確認はこれで修了になりますが、まだ電話による確認事項が残っています。それは勤務先への在籍確認の電話です。
本当にその会社に勤めているのかという事は、信用情報の閲覧でははっきりわからないので、実際に勤務先とされている会社に電話をして確認を取ります。これらは全て情報の裏付け調査です。では、裏付けを行ってから仮審査をするのかというとそうではありません。仮審査では、本審査を受ければ経済力的には通過する事が出来るのかという事をコンピュータ相手にシミュレーションをします。つまり、この時点ではカードローンを申請した事にはなっていないということです。
申請していない状況で在籍確認をしても、その利用希望者が本審査に進む気持ちが無ければする意味がありません。在籍確認後に審査をするのではなく、審査中に在籍確認をするという事になります。会社にカードローンの利用について知られたくないという場合には、この本審査を行うまでに対策を立てておく事が大切です。会社の電話はその日に限り自分が取ろうとするのも一つの手段です。親しい知人には、そういう事があるという事を知らせておく事で情報漏れを防ぐ事が出来ます。
【参考ページはこちら】
できれば在籍確認なしでカードローンを利用したい!