ゲーム制作会社に転職することになりました。今の会社には６年間勤めました。ビジネス系のシステム開発が中心の会社で、やりがいもあったのですが、僕が本当にやりたいのはゲーム制作だと思うようになりました。それに、転職で年収も上がります。

万一に備えて、キャッシュローン用のカードを作ろうと思っていたのですが、転職したあとでは勤続年数が０年になってしまうので作れなくなるようです。なので、今の内に申込んでしまおうと思っています。みずほ銀行にしようか、他のテレビCMで有名な消費者金融にしようか迷っています。実際のところ、どちらが良いのでしょうか？

みずほ銀行カードローンは消費者金融よりも少し有利な金利です

消費者金融にもいろいろあるので比較するのがむずかしいのですが、テレビCMなどで有名な大手消費者金融に絞って考えれば比較できます。みずほ銀行カードローンと大手消費者金融のカードローンを比較すると、みずほ銀行のメリットは金利の低さで、大手消費者金融のメリットは審査の速さと通りやすさです。でも、決定的といえるほどの差があるわけではありません。

カードローンの金利は５％～１８％といったように実質年率の下限金利と上限金利が示されます。みずほ銀行の金利は両方ともに大手消費者金融よりも低いのですが、下限金利については実はほとんど差がないことがわかります。

下限金利というのは、利用限度額が上限のときの金利です。たとえば、カードローンAが『金利４％～１４％、利用限度額上限１０００万円』と示されていれば、利用限度額１０００万円のカードの金利がだいたい４％くらいということです。利用限度額５００万円のカードであれば金利は５％ほどになります。利用限度額が高いほど下限金利に近づき、低いほど上限金利に近づいていきます。

もし、他のカードローンBが『金利４．７％～１７％、利用限度額上限５００万円』と示していれば、この利用限度額５００万円のカードの金利はほぼ４．７％です。下限金利はカードローンAの方が低いですが、利用限度額５００万円でくらべれば、カードローンBのほうが金利が低くなるのです。

大手消費者金融の利用限度額の上限は、みずほ銀行カードローンの場合の半分ほどであることが普通なので、下限金利はみずほ銀行の方が低くても、実際の金利は大手消費者金融の金利の方が低くなるというケースもあるということです。

みずほ銀行カードローンの金利のメリットは、上限金利の低さにあるといったほうがよいかもしれません。上限金利は比較的低い利用限度額に適用される金利で、多くの方にとって現実的な金利といえます。特に始めにカードを作る際は、利用限度額の低いところからスタートすることが多いです。使用実績を積み上げてから増額していくのが一般的です。

審査の通りやすさでくらべれば、大手消費者金融のほうが、みずほ銀行カードローンよりも若干通りやすいといえます。これは金利と裏腹のことで、金利が低いほど審査がきびしくなるのは当然といえば当然です。若干金利が低いのであれば、若干審査に通りやすくなるのが普通です。同じ金融機関のカードローンでも、利用限度額の高いカードほど、審査はきびしくなります。

審査の速さについては、大手消費者金融が圧倒的速さを誇っています。１、２時間で審査が終わることすらあります。でも、みずほ銀行など銀行のカードローン審査も速くなってきていて、特にその銀行に口座をもっていれば1日もかからないことが多いので、決定的な差ではありません。

【参考ページはこちら】
みずほ銀行カードローンの特徴を教えて！