お金がなくてお金がなくて。仕事を探してもアルバイトしかみつかりません。あまりにお金がないのでカードローンでお金を借りようと思っています。仕事もアルバイトなので審査に通るかも不安です。
そこで、いいことを考え付いたのですが、カードローンを複数申し込むっていうのはどうなんでしょう？例えば5件に5万円ずつ申し込めば、2件審査に落ちても15万円は手に入りますよね。必要なお金が10万円だったとしたら、これで充分ですし。複数申し込んだほうが審査に通りやすいとは思いませんか？
確かに、5件申し込んで、それぞれのカードローンで審査をしていればこのようなことも起こるかもしれません。しかしながら、今の世の中ではそれができない仕組みになっています。それどころか複数申し込みをしてその件数が多ければ多いほど、審査に通る可能性は0%に限りなく近づきます。と、いうか、3件以上のカードローンに同時に申し込みをした場合は、審査に通る可能性はなくなると言っても良いでしょう。
その理由は、審査の時にどこのカードローン会社でも1か所の信用情報を参考にしているからです。そしてその信用情報には借り入れの申込みをしたというデータが残ります。つまり、申し込みをしたという情報はどこのカードローン会社からも確認できるようになっているのです。申込みを5件したのであれば、ほとんどその全てが1か所の信用情報機関で確認できるということになります。
データの入力や反映に時間差があったとしても、数日中にはその全てが確認できるようになるでしょう。そうなると、1日経過してしまえば全てのカードローンの審査に通らないということになります。しかし、これはあくまでも審査に数日を要する場合です。複数同時にカードローンに申し込んだとしても借りれる抜け穴もちゃんと存在しています。
その抜け穴とは、即日融資のキャッシングに申し込むことです。即日融資のキャッシングであれば、1件目の審査には通るでしょう。しかし、1件目の審査が行われてしまえば、その時点で2件目の審査には通りにくくなります。結局、この方法を使っても借りることができるのは1件。せいぜい、幸運が重なったとしても2件です。労力の割に見返りは少ない方法と言えます。
確実に借りたいと願っていたとしても、一件のカードローンに申し込むことで事足ります。むしろ複数のカードローンへの申し込みはまさに百害あって一利なしです。一件申し込んで、審査に通らなかったら次のカードローンに申し込むという方法で充分なのです。下手に同時申し込みを行っても、申込書の記入や作成、書類の準備などの労力を考えると、落ち着いて一件ずつ書類に不備がないように丁寧に申し込んだほうが審査に通る可能性は高まりますよ。
【参考ページはこちら】
カードローンの審査基準ってどうなってるの？
カードローン審査は複数に申し込むよりも一箇所に絞ったほうが通りやすいです。何故なら複数の業者に短期間に申し込みをしてしまうことで経済的に困っているのではないかと疑われてしまうからです。せっかく審査に通るだけの信用があるのに、自分でそれを壊してしまうのは勿体ないです。
カードローンを申し込むのなら、自分に適したところに絞ってから申し込みをして、審査に通りやすくしたほうが良いです。通りやすくするためには、その方法についても考えてから動きましょう。通るかどうかが心配だからと複数の業者に申し込みをしてしまうのは逆効果です。
事前に簡易診断などを利用して自分に適しているカードローンを選んで申し込みをすると良いです。年収が少ないから通らないということはありません。借入の上限額が小さくなるだけです。信用の問題は、また別になります。キチンと返済や支払いをしている方や収入が少なくても勤続年数が長い方などは意外と通りやすいです。
カードローンを利用するときには、消費者金融だけでなく銀行も選ぶことができます。銀行は総量規制の対象外ですので、人によってはかえって通りやすいです。主婦の方やパート、アルバイトの方なども最初から諦めてしまわないでチェックしてみるとよいです。
（⇒カードローンを利用しやすい職業ってあるの？）
銀行のものを利用することで、金利を低く抑えることができたり、借入の上限額を大きくすることができたりします。他のカードローンを利用していない方や勤続年数の長い方、長く同じところに住み続けている方や持ち家の方、過去に支払いのトラブルの無い方など、信用情報がキチンとしている方は銀行のほうが通りやすいこともありますので調べてみるとよいです。
申し込みの情報に関しても信用情報機関に記録が残ります。複数の業者にいっぺんに申し込みをすると、その情報も残ります。そのことにより怪しい人物と見られ、審査に通らなかった場合、その情報も残ります。その情報により審査に通りにくい状況を作ってしまうことがあります。複数の申し込みはリスクが高いですから、申し込むときには慎重になるとよいです。
