> > > ブラックリストは金融機関にバレバレ?1度のカードローンの失態

初めて利用したカードローンを体調を崩してしまって仕事を出来なくなってしまったという理由で返済できなくなり、1年以上滞納してしまいました。最終的には親に頼んで返済をしてもらったのですが、体調も良くなり、仕事も順調になったので再度カードローンを利用しようとしたら、このカードは使えなくなってしまっていました。仕方ないので他の会社にお願いしたいのですが、この1度の滞納でカードローンがブラックリストになってしまったようなのですが、これだけでも金融機関にバレてしまうのでしょうか?

回数なんて関係ない!ブラックは期間共通情報です!!

通常、ブラックリストの人への貸し付けはしてはいけない事になっています。なので、カードが使えなくなっていたのは仕方がないでしょう。たった1回だけと思うかもしれませんが、単に返済日を忘れて1回の返済を遅らせてしまった人と、理由はどうであれ1年以上も返済を放置した人が同じ扱いだと思ってはいけません。また、ご利用していたカードローンがブラックリストになったのではなく、あなた自身がブラックリストになったのです。

ブラックリストは信用機関を利用する貸金会社系は全て閲覧する事ができます。違う会社で申し込みをしたらバレないと思っている人も多いですが、そんな事はありません。どこまで信用情報を閲覧するかは会社によって違うのですが、まず間違いなくブラックかどうかは全会社が見るでしょう。どんな理由でブラックになったのであれ、ブラックはブラックです。貸す事はできません。

滞納や延滞に関しては、各会社によって対応が変わってきます。先ほども言ったような返済日を忘れてしまっていた1回だけの延滞ですぐにブラックにする会社はまずないでしょう。これを何度も連続で繰り返してしまったり、返済しないまま数か月が経つとブラックにする会社も多くなります。だいたい3か月から半年くらいでブラックになる事が多いかと思います。3か月くらいまでなら、滞納してしまった分の返済を行えばブラックにはせずにもう1度チャンスをくれるところも多いです。(払うまではカードが止まっている事も多いです。)

親に頼んで返済をしてもらった時には、もう既にブラックになっていたのだと推測します。なので、返済をしたところでカードの使用権は復活しなかったのでしょう。もっと早くご両親に相談すべきだったと思います。もしくは、カードローン会社に事情を説明して返済額を減らす、待ってもらうなどの処置を取っておくべきでした。場合によってはブラックになる事なく済んでいた可能性もあります。

ブラックリストに載ると一生という訳ではありません。延滞・滞納だけが原因でブラックになった場合は、それほど長い期間、情報は残りませんので、もう少し待ってみると良いかと思います。ただ、ブラックになったカードローン会社は信用してもらえない可能性も高く、利用できない可能性もあります。ブラックリストから情報が消えても、会社にはあなたの情報が残っているので。他社なら利用できるようになるでしょう。

次、どこかで利用する時は、病気になって働けなくなるかもしれないなど、人間、どうなるかなんて分かりませんので、ある程度は余裕を持たせるように心がけましょう。もし、同じような事になりそうな時は、早めに誰かに相談するようにしてください。1回でも、1か月でも延滞は延滞だという事は忘れないようにしてくださいね。

カードローンの申込みとブラックリストと金融機関の情報照会

ブラックリストに掲載されるとカードローンの申込みをしても審査に通りません。ブラックリストはブラックの状態などと呼ばれているのですが、カードローンの申込みをした人がなぜブラックの状態であるのかが金融機関に解るのか不思議に感じる人も多いものです。

カードローンは、銀行や消費者金融で利用できるローンですが、申込みを行った人の信用情報を照会するのです。信用情報には、申込みの履歴、返済における履歴、借入れ額等の情報、申込みを行った際の、支払能力を調査するため、他の金融会社などの加盟会員が照会を行った記録などが残されているのです。

また、個人信用情報を管理しているのは3つの情報機関があります。CISと言うのは、主にクレジットカード会社や信販会社、消費者金融などが加盟を行っている信用情報機関です。全国銀行個人信用情報センターは、銀行、信用金庫、信用組合、農協、労金などが加盟を行っている信用情報機関です。更に、JICCは日本信用情報機関は、貸金業者、クレジット会社やリース会社、金融機関などが加盟を行っている信用情報機関なのです。

金融機関は、加盟を行っている信用情報機関から、申込者の個人信用情報を照会を行うことで、審査を行えるのです。個人信用情報の中に、破産や延滞などの記録が有ることをブラックの状態やブラックリストと呼ばれるものになるのです。そのため、ブラックリストと言う書類などが存在するのではなく、個人信用情報の中に金融の中での事故と言う形の記録が残されていると、ブラックリストに掲載されていると言う状態になり、カードローンの申し込みが出来ないと言う事なのです。

尚、これらの情報は一定期間が過ぎる事で消滅する仕組みになっています。但し、3つの信用情報機関の内、2つは情報が消滅していても、1つの信用情報機関の中に記録が残されている事も有ると言います。それ故に、自らの情報が残されているかどうかの照会も可能になっていると言います。

【参考ページはこちら】
カードローンの審査基準ってどうなってるの?

新着記事
カテゴリー
ページトップへ