じつは数年前に、複数のカードローンでお金を借りて多重債務に陥りました。どうにも借金で生活できなくなったので、法律家と相談の上、債務整理をしました。もちろん、その時点で信用情報機関にはブラック認定されました。ですので、それからカードローンの利用は一切できません。でも、この間ポストに入っていた広告に、ブラックでもok!と謳われたカードローン会社が載っていました。ここは本当にブラックでも利用できるのでしょうか？
債務整理によって、信用情報機関にブラックと認定されると５年以上経過しない限り、カードローンなどの利用はできません。申込んだとしても、審査の段階で間違いなく落とされます。個人の信用にお金を融資するカードローンにとっては、その人がブラックであれば、リスクが高い人と判断します。無職であることと同じくらい、このブラックという情報は、審査に悪影響を与えます。
それにもかかわらず、広告などでこんな言葉を目にする機会がありませんか。「無職でも自己破産者でもお金貸します！」や「審査が甘く、誰でも借りれます！」等です。一見、他のカードローン会社の審査に通らなかった人にとって、とても惹かれる文言です。特に、自己破産した人は、お金を借りるあらゆる行為が制限されているから、不便を感じています。これらは、そういうところに、巧妙に付け込んだ広告です。
これだけは、覚えておきましょう。普通のカードローン会社が、ブラックの人にお金を貸すことは絶対にありません。それができる、と謳った会社は、十中八九違法な闇金業者です。そして、これらの闇金業者の狙いはただ一つ。甘い言葉で、カモを釣り上げることです。誘いに乗って融資を受けたら最後、骨の髄までしゃぶられかねません。ですので、ブラックにお金を貸してくれる業者がいたら、まずは疑ってかかりましょう。信用情報機関のブラック情報は、時期が来れば消去されます。その時期がいつか認識して、情報が消えてクリーンになった後に、正規のカードローンに申込むようにしましょう！
【参考ページはこちら】
ブラックでも借り入れできる銀行カードローンはある？
長引く不景気の影響で給料も思うように伸びず、今後の見通しもなかなか立たない中では思うように貯金も出来ませんが、毎月の出費は増えて行く一方で財布の中身も給料日前には底をついてしまうと言う人も多くいます。そんな時に頼りになるのがやはり金融機関などですが、銀行でお金を借りるのは敷居が高く遠慮し多くの人は消費者金融機関などで、お金を借り急場をしのいでいるのが現状でした。
（⇒自分に合ったカードローン会社の探し方）
しかし最近では消費者金融会社だけではなく、銀行でも個人向けの無担保カードローンを発行するなど今までとは違い比較的利用しやすくなりました。無担保ローンと言うこともあり、保証会社が保証人の代わりになることでカードローンを組むことが可能になるのですが、勿論無条件にお金を貸してくれると言うのではなく申し込みに際しては所定の審査があります。
基本的には20歳以上で安定した収入を得ている人であれば申し込みが出来ますが、過去に他者などより借り入れを行っている人は与信審査で審査を通過しない人がいます。（こちらもご参考に→審査に通過できなかったカードローン、もう申込めない？）
これはお金を借りる際に提供する個人情報は、信用情報調査機関の個人信用情報に記録される為に万一他社から借り入れをしていて返済が遅れてしまったと言ったような金融事故があった場合、全ての情報が記録に残ってしまいます。いわゆるブラックリストと言うものに名前が載ってしまう状態なわけですが、一度ブラックリストに記録が載ってしまうと一定期間は金融機関からお金を借りることは難しくなってしまいます。
しかし中にはカードローンブラックok!と言ったような広告で勧誘をしている消費者金融もありますが、十分気をつける必要があります。信用情報機関の記録は例えば公共料金などの自動引き落としが万一の残高不足により引き落とせない場合など、お金を借りた経験のない人でも自分の名前がブラックリストに載っている可能性もあるので、日頃からお金の管理には細心の注意を配っておく必要があります。
