友人がブラックにのってカードローンが利用できないと嘆いていました。ブラックって確か延滞をするとなるんですよね。友人は前に借金が返せないと言ってたことがあったので、その時になったんだと思います。でも、どうしてブラックにのるとカードローンが利用できないのでしょうか。友人は無職でもないですし、そのときは大変だったみたいですが、今なら返済できるだけの収入もあると思います。ブラックにのるとカードローンが利用できないのはどうしてですか?
ブラックにのるというのはご質問者様が予想している通り、延滞や自己破産など返済ができなかったときに個人信用情報にその履歴が載ることを言います。ご友人は返済ができなかったときがあるようなので、そのときに延滞をしてしまったのでしょう。
ご質問者様の質問であるブラックだとどうしてカードローンが利用できないかということですが、結論からお伝えすると、ブラックということでカードローンから信頼されなかったからです。ブラックというのは返済ができなかった履歴があるということですよね。その履歴が載っている個人信用情報はどのカードローンにも共有されます。そのため、たとえ過去に延滞したカードローンではないところに申込んだとしてもすぐに延滞したことはバレてしまいます。
そうした返済ができなかった履歴がある人をカードローンは信頼できるでしょうか。たとえ現在、安定した収入があり、返済能力があったとしても、過去に借金したときもそうだったかもしれませんよね。それにも関わらず延滞をしてしまった。今回は違うという確証がどこにもないわけです。
カードローンと利用者の間には信頼関係が必要です。返済をしてくれると信頼しているからこそ、お金を貸すわけです。その信頼ができないとなるとカードローン側としても審査に落とすしかありません。だから、ブラックだと審査に通ることができず、カードローンが利用できないのです。
それにブラックにのるというのは、時間が経てば、その履歴は消えます。延滞だと1年か5年、個人信用情報機関によって異なりますが、一定の期間さえ乗り越えれば、ブラックだからという理由で審査に落ちることはなくなります。ブラックにのってカードローンの利用ができないということは、ご友人はこの期間をまだ乗り越えていないということです。お金が必要な時は確かにあるかもしれませんが、この期間を待つことなく申込みを行ってもカードローンとしては信頼しにくく感じるのはわかりますよね。
延滞をしてしまったことはご友人の落ち度です。期間が終わるまでは反省期間と思い現在の収入だけでやり繰りをしてみるのが一番です。個人信用情報は自分でも開示できるので、もしご友人があとどれだけの期間かわからないという場合は、自分で個人信用情報を確認してみることを進めてみてください。
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カードローンで借り入れをして、そして約束通りに返済をしなかった場合にはブラックにのることがあります。そうなるといろいろ不便になると言われることも多いのですが、具体的にはどのような影響があるのでしょうか。まず、ブラックとは何なのかを把握しておくことは必要です。
ブラックとは、信用情報機関に事故情報が登録されている人を指します。例えば、ある金融機関で借り入れをしたのに、きちんと返済をしなかったとします。このような情報を事故情報と呼び、これが信用情報機関に登録されるのです。これがブラックという状態になります。
では、これがどのような影響を与えるのでしょうか。これは他のローンに申し込みをした場合に大きく影響を与えます。金融機関に申し込みをした場合、その金融機関は貸し付けるのかどうかを判断するために審査を行いますが、この審査の中で信用情報機関への問い合わせを行います。そこで事故情報が登録されていることが分かれば、審査には通さないのが普通です。
ですから、ブラックになってしまうと新たに借り入れをすることはできなくなります。これは金融機関に共通した情報ですから、借り入れをしていてた金融機関だけではなくて、他の金融機関のローンにも影響するという点に注意しておきましょう。ですから、どこからも借りることができなくなります。将来、住宅ローンを組もうと思ったときに組むことができなくなってしまうということもありえることですから、良く注意しなければなりません。
なお、信用情報機関は、金融機関だけではなくて信販会社も利用しているという点に注意しておかなければならないでしょう。将来、お金を借りることができなくなるのは当然のことなのですが、それ以外にもクレジットカードを作ることができなくなることもあります。また、分割払いで購入しようと思ったときに審査に通らないこともあります。このようなところにもブラックにのる影響は現れるのです。