> > > カードローン返済が遅れるとブラックになるって本当なの

来週から長期の海外旅行に発つ予定なのですが、カードローンの返済期日と滞在期間が被ってしまいました。両親を頼ろうにも、内密で融資を受けている状態ですので、それも難しい状態です。あと、返済が遅れるとブラックになるって本当なのですか?海外旅行から帰ってくるのは、返済期日から数えて4日後になってしまいます。

4日遅れた程度では、ブラックリストに掲載はされません

返済が1日でも遅れた場合、カードは即座に利用不可能となり、案内書が送付されます。しかし、この段階でブラックリスト(正しくは信用情報機関の事故情報)に掲載されることは、まずあり得ません。返済遅延の対応には幾つかの段階があり、これはまだ第1段階に過ぎないからです。

では、第2段階以降はどうなるのか?それでも尚遅延を続けると、電話連絡。電話連絡にも応じないとなると督促となり、督促状が送付されます。更に返済遅延を続けると、分割支払の権利を失い、借入額の全てを一括返済しなければいけなくなります。

最終段階は督促より1ランク上がった催告(さいそく)となり、契約者に対する強制執行の権利が行使されてしまいます。すぐに裁判所からの支払い命令や、財産の差し押さえといった処分が下されるでしょう。業者によって多少の違いは御座いますが、基本的には以上のような流れだと考えて考えて下さい。ブラックリストに掲載されるタイミングで確実なのは、債務整理や自己破産を選択した時です。また、61日以上の遅延でもブラックリストに掲載されると言われていますが、一概に断定は出来ません。

あと、もし両親と同居されている場合、案内書や電話連絡は控えて欲しいですよね。クレジットカードならば海外からの返済も可能ですが、カードローンとなるとそうもいきません。ここは親しい知人に返済を頼むか、事前に業者へ連絡をし、返済をしておくのが得策でしょう。

【参考ページはこちら】
ブラックでもOKなカードローンってあるの?

カードローン返済が遅れるとブラックになる

カードローン返済が遅れるとブラックになることがあります。なる場合もあればならない場合もあります。では、どのような場合にブラックになってどのような場合にブラックにならないのでしょうか。これを知るためには、まずブラックというものが何なのかを把握しておくことが必要です。

ブラックとは、信用情報機関に事故情報が登録された状態を指します。事故情報とは、滞納の情報や自己破産などの情報で、一言で言えば約束通りに返済をしなかった情報です。ですから、滞納をした情報なども事故情報として扱われます。

信用情報機関とは、事故情報などを専門的に扱う会社のことで、会社としては金融機関とは独立しています。金融機関は申し込みがあったときに信用情報機関に問い合わせを行います。そして、事故情報が登録されていれば審査の段階で落とすのが一般的です。

ですから、信用情報機関に事故情報が登録されると、他の金融機関に申し込みをしても借りる事はできなくなります。他にも、分割払いをすることができなくなったり、クレジットカードを作ることができなくなったりします。このような状態をブラックと呼びます。

では、どのようなタイミングで事故情報が登録されるのでしょうか。まず、自己破産や任意整理などの債務整理を行ったときには確実に登録されます。お金を借りて返さなかったのですから、それが法的に守られているかどうかとは関係なく、事故情報として登録されることになるのです。

滞納をした場合にも登録されるのですが、少し滞納したくらいならすぐには登録されません。例えば、引き落とし日に残高不足になっていて引き落とされず、その数日後に慌てて返済をしたという状態であれば、その金融機関の顧客情報としては残りますが、信用情報機関へ登録されない場合が多いです。何ヶ月にもわたって返済をしなかった場合には登録されることが多いです。具体的には90日間というのが一般的な相場です。

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