現在、年収540万円ですが銀行ローンから200万円、消費者金融から170万円の借入れがあり、合計すると370万円の借金があります。毎月地道に返済をしてはいるものの、交際費にお金が必要になったり、病気やケガで通院してしまった月は予想していたよりも生活費にお金がかかってしまって返済が遅れてしまったりします。そのため、何度か延滞をしています。
しかし、このたび臨時収入が入る予定で全額返済できる目途が立ちました!現在、お金を借りているカードはいずれも返済専用になってしまって借入れができない状態になっているので完済後は解約しようと思っています。そうした場合では、新たにカードローンを作ろうと思ってもブラックリストに載っているので審査に通らないとかなりますか?一度でもブラックリストに載ってしまうと、今後カードローンの審査に通ることは無いのでしょうか?
何度か延滞をしているというコトなので、個人信用情報機関に延滞情報が載っている可能性が高いね。この状態を「ブラックリストに載る」と、一般的には言っているけど永遠に載っている訳ではないよ。個人信用情報機関には情報が載っている期間が決まっているよ。だから、これから先ずっとカードローンの審査に通らないというコトではないね。ある一定の期間が過ぎたら登録情報がなくなるから、そうなると延滞情報が無いわけだからカードローンの審査にも通りやすくなるよ。
でも、誰でも確実に通るという訳ではないよね。カードローンの審査に通るには申込み条件をクリアしておかないといけないし、申し込む時の年収や勤続年数、他社借入れ状態などが申し込み先の審査基準をクリアしていないと審査には通らないよね。
(⇒カードローンの審査基準ってどうなってるの?)
カードローンに申し込む時に個人信用情報機関に情報が登録されているのかどうかが気になるのなら、情報の開示をすると情報が消えているのかどうかが確実に分かるよ。確実に延滞情報がなくなっているのを確認してから申し込みをすると万一審査に落ちた時も過去の延滞が原因なのか、年収や勤続年数などの今の状態が原因なのか見当をつけやすいよ。
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ブラックでも通るカードローンの審査は甘い?
カードローンを申し込むと、ます審査が行われ、それに通ると融資をしてもらえます。なぜ審査があるのでしょうか。それは、申し込んだ人に、返済能力があるかどうかを確かめるためです。このため審査では主に収入、そしてその人個人の信用情報を見られます。この信用情報とは、他社からの借入、またはローンの返済の取引履歴が掲載されているもので、もし返済や支払が延滞した場合は、事故として記載されます。いわゆるブラック情報です。
なぜ信用情報が見られるのでしょうか。それは、カードローンが無担保かつ無保証だからです。担保物件があったり、保証人がいたりする場合は、申込者本人が返済できなくなった場合の対処ができますが、カードローンはそうではありません。本人の返済能力を見るためには、やはり信用情報で、ブラック情報の有無をチェックするのが確実なのです。返済や支払が3回連続で延滞した場合や、債務整理を行った場合はブラックとなります。そうなると、5年から7年ほどの間は、新規の借入もローンの申込もかなり難しくなります。
とはいっても、ブラックでも利用できる業者はもちろんありますので、ネットで検索してみるといいでしょう。ただしその場合は、最初は数万円ほどの借入となり、その後の取引状況によって、借入枠を広げてもらうということになります。それでも借入が難しい場合は、収入のある家族の名義で借入を行うこともできます。ただしこの場合に延滞をすると、家族の信用状況に影響が出ますので、注意が必要です。
それとは別に、1度に多くのカードローンやキャッシングを申し込むと、やはり審査に落ちる場合があります。あまりに申込数が多いため、やはり返済が難しいとされて落とされてしまうもので、これを申込ブラックといいます。特に信用情報にも問題がなく、収入もあるのに申し込めないのは、実にもったいない話です。ですから、新規に申し込む時には、せめて1度に2、3社にとどめておくようにしましょう。