延滞とか遅延とか、金融事故歴というのは残ると言われていますよね。残ると言うなら、事故歴っていうのはカードローンを再度借入をしようとするときにどのくらいの影響をおよぼすものなのでしょうか。いつまでも事故歴が影響をおよぼすものなのですか?それともそんなに気にしなくていいのでしょうか。
カードローンにおいて事故歴というのは大きな影響を持っている、これは間違いないことです。カードローンを利用するときには事故歴が関係して、影響して借り入れができないという人も少なくありません。しかしこういう金融関係の履歴というものはどれも掲載されている時間というのが決まっています。その時間を経過すると、消えるようになっているのです。
つまりある程度の時間がたてば事故歴が消えるので影響はなくなるということです。事故歴が消えてしまえば、例えば申し込みをしていると言う履歴が残っていたものが消えれば、借入のために連続して申し込みをしていると思われないなどのメリットが有るのです。他にも任意整理などをしてブラックになってしまっている状況も、ある程度の時間が経てば消えるのです。
ブラックであろうとも申し込みブラックだろうとも、そして延滞や遅延をしていたという記録があったとしてもそこまで気にしなくていいでしょう。やってしまったものは仕方ないので今後はやらないようにしつつ、今はできるだけ延滞や遅延というものを気にしないように振る舞ったほうがいいでしょう。事故歴は消えるのですから。
たまに勘違いしている人は事故歴というものがいつまでも残ってしまうと思っている人もいますが、事故歴はカードローンの業界では必ず消えるのです。消えないと思ってカードローンは使えないと勘違いしたために、使わないという時もあるようですが、それはもったいないことです。使えるのですから活用した方がいいでしょう。
銀行系カードローンでも消費者金融でも同じですから、できるだけ事故歴については起こってしまったら仕方ない、と思って割り切るしかないでしょう。(こちらもご参考に→銀行系カードローンの魅力って何?)
カードローンの審査で、信用情報調査が行われます。信用情報調査で事故歴があることが発覚すると、ほとんどの会社で融資をしてくれることはありません。事故歴とは、債務整理や債券回収、強制解約、破産申し立て、延滞などに関する情報が信用情報機関に登録されていることです。この情報は、取引に関する内容であれば5年間は登録されます。自己破産であると官報にも掲載されますので7年間です。ながくても10年間はその事実が登録されたままになります。この期間は、ローンを申込みしても断れます。
ただ、永久に借入ができないかというとそうではなく、情報が登録されている期間がありますので、その期間経過後であれば情報が削除されます。そうなると事故履歴も分かりませんので、融資を検討してくれる会社もあります。ただし、信用情報機関に事故情報が登録されていたとしてもそれをどう判断するかは、各々のカードローン会社の審査基準によりますので、事故歴があったとしても融資をしてくれる会社は存在することはたしかです。
しかし、融資してくれる会社を探すほうが難しいです。債務整理していても完済していれば検討してくれるなどといった会社はあります。ただし、どこでもいいから融資してくれる会社はないかとむやみやたらにいろんなカードローン会社に申し込みをしてしまうと、あとあとで審査に影響することがあります。
当然、信用情報調査をするので事故があれば断ります。事故が消えたころに再度ローンを申込みをしても確かに信用情報調査で事故は消えているのですが、各社は独自に申込みデータが残されています。申し込みをしても以前申込みをしたことがある人かどうかはすぐにわかります。
契約に至らなかったとしても、なぜその時断ったのか、断り理由はデータとして登録されています。債務整理のため融資断りとあれば、それが信用情報上でデータが消えていたとしても、そのようなことを一度でもしたことがある人に融資をするかといえばしませんので、むやみやたらに申し込みをするのはいいこととはいえないのです。
【参考ページはこちら】
カードローンの審査基準ってどうなってるの?