キャッシュカードのキャッシング機能を利用してお金を借りていましたが、支払いが追い付かなくなりました。クレジットカードは利用できなくなりましたが、まだ全額は支払っていません。たぶん、キャッシュカードはブラックです。
でもそろそろこの残りを支払いたいと思っています。そこでカードローンの利用を申し込もうと思っていますが、キャッシュカードでブラックでもカードローンでお金を借りることはできますか？
10年ほど前は確かにキャッシュカードの利用でブラックになったとしても、カードローンでお金を借りることはできました。しかし、今ではそれも難しくなってきています。以前は支払いの状況などを記録している信用情報機関がキャッシュカードなどの信販会社、そして消費者金融業者、銀行とそれぞれ分れていました。信販会社の信用情報でブラックになっていても、消費者金融や銀行にはその情報がいかないこともあったのです。
しかし、最近では銀行が中心となり一つのグループを形成しています。そして信用情報は一か所に集められるようになりました。つまり、キャッシュカードでブラックになれば銀行も消費者金融業者もその情報を確認することができるような仕組みになっているのです。そのため、あまりにも信用情報が悪いとそれがキャッシュカードでも、銀行でも、消費者金融でも、関係なくなってきているのです。
しかし、消費者金融系のカードローンは信用状態が芳しくないとしても貸し付けをすることがあります。現在でも支払いを終えていないクレジットカードの支払いの遅れを、カードローン業者が確認して軽微なものと考えるか、それとも深刻なものと考えるかは差があります。審査が厳しいと言われている銀行のカードローンであれば、借り入れができない可能性は高くなりますが、消費者金融や信販会社のカードローンはもしかすると借りれるかもしれません。
実際に今支払いが遅れている期間やその金額によっても変わってきますが、数万円程度のものが1、2か月遅れているだけであればもしかすると消費者金融系のカードローンであれば審査に通るかもしれません。しかしこれはあくまでも審査に「通るかもしれない」という程度であって、消費者金融系のカードローンであれば「確実に審査に通る」ということではないことに注意が必要です。
やはり、カードローンで確実にお金を借りたいのであれば、ひとまず友人や知人などからお金を借りてキャッシュカードの支払いを終わらせ、その数か月後に信用情報にその支払い情報が反映された時点でカードローンを申し込むというのが良いでしょう。ただ、それでも支払いに遅れているという事実がある以上、決して確実に借りれるものではありません。
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自分に合ったカードローン会社の探し方を教えて
クレジットカードを使っていて何度も返済に遅れたり、あるいは債務整理を行った場合、その情報が共有化されて、どこの会社のカードであっても審査に通らないということがあります。こうした状態をブラックと言います。ブラックリストというものがあり、そのリストが出回っているというわけではなく、信用情報会社のデータベースにアクセスして検索すれば、この客は債務を返済していないといったことがわかってしまうので、貸金業者は審査に通さないようにするのです。
つまり、信用情報会社のデータベースに、カードの審査担当者は誰でも敬遠するような情報が積み重なっていれば、それはもうブラックということになるわけです。
ではこういった状態になって、新たにカードローンに申し込み、キャッシングが出来るようになることはあるのでしょうか。これはかなり難しいと言えます。ただ、信用情報会社のデータベースにある記録は、ずっと保存されているものではなく、古い情報から削除されていきます。
なので、たとえば債務整理を行った後、カードの申し込みを一切せずにいれば、いずれカードは一枚も持っていないし、申し込みもしていないという状態になります。この状態になり、きちんと働いていて社会的な信用が得られる状態にいれば、カードを作れる可能性は高くなるでしょう。ただ、債務整理を行った時の債権者である貸金業者に申し込んだ場合は、社内のデータベースにその記録が残っている可能性が高いので、審査に通るのは難しいでしょう。
では、クレジットカードを持てない間、クレジットカードが必要な場面が来たらどうすればいいのかというと、クレジットカードに近い働きを持つデビットカードを使うのがいいでしょう。これは、銀行のキャッシュカードとクレジットカードのブランドが提携し、キャッシュカードでありながら、クレジットカードの銀行を持っているというもので、分割払いは無理ですが、一回払いならクレジットカードと同じように使えます。ただ、デビットカードなので口座に利用代金以上のお金が入金されている必要があります。
