半年間キャッシングを延滞した末に最近ようやく、返済が終わりました。しかし今すぐ借り入れが必要なので、3ヶ月以上の延滞者(ブラック)でも借り入れできるカードローンがあれば知りたいです。
通常、ブラックの人が利用できるカードローンと言うのは、大手の金融機関には存在しません。独立系の消費者金融でも大手では無理です。全国には中小の消費者金融が500軒ありますので、中にはブラックの人にも融資する柔軟な審査で対応してくれる消費者金融があります。
しかし審査は厳しいので、収入が不安定だったり、在籍確認ができなければ借り入れする事はできないので、注意しましょう。また借り入れ金額の限度額が低く、金利は20%のところがほとんどです。保証料や事務手数料の支払い、銀行の通帳提示や連帯保証人を要求されたりもします。
ある一定以上の収入がありながら、長期延滞者になってしまう人は後を絶ちませんが、ブラックに陥る人には共通した特徴があります。それは、収入に見合った借り入れをしないことです。年収500万円でも総量規制ぎりぎりの高額の借り入れをしたり、返せなくなったら返済するために、数社から100万円単位のお金を借り入れするという人が多いのです。結果利子が払いきれなくなり、悪循環が発生します。
カードローンを利用する時は、必ず金融機関のホームページを確認し、いくら借りると金利がどのぐらいになるのか、返済方法はどうするのか前もって計画を立てることが必要です。
ブラックとは主に信用情報機関にてブラックリストに載った人、もしくは悪い情報が登録されている人のことを指します。信用情報機関とは個人の信用情報の提供や収集を行う企業であり、現在日本では複数の信用情報機関が存在しており一番有名な日本信用情報機構の他に全国銀行個人信用情報センターやCICなどが存在します。どれか一つに登録されている信用情報は他の信用情報機関から参照できないかというとそういうわけではありません。
全て信用情報機関では全ての信用情報を共有しています。そしてこの信用情報は各消費者金融、銀行から参照することが可能なため、一つの消費者金融を利用した後に銀行のカードローンを利用するときには消費者金融できちん期日までに返済できたかなどが確認されます。登録されているのはカードやキャッシング情報だけではありません。携帯電話の料金支払いを遅延したことはないかなども登録されており、最近では奨学金も信用情報機関に登録されます。
このためカードローンを利用する際の審査では個人が意図していない部分でマイナス評価を受けている場合が多々あります。しかしブラック入りしたからといってカードローンの利用を諦めるべきではありません。ブラックでも安心して借りれるカードローンもたくさん出てきており、現に多くの人が利用しています。ここで肝心なのが信用情報機関に登録された個人情報は各金融機関によって大きく評価基準が異なる点です。
一般的にはアコムなどの大手消費者金融の場合はブラック入りしている人は審査に通りづらいと言われていますが、かといって携帯電話の支払いを忘れていたことが理由で審査に落ちたりということはまずありません。逆に最近カードローンを利用したものの、返済を遅滞したあげく、金融機関からの連絡を全て無視するなどの悪質な場合はまず通ることはありません。
さらに審査基準にはブラックな行為したときからどれだけの期間が経ったかという点も非常に重要視されます。ブラックリストに掲載されたばかりの人は審査に通過しづらくなりますし、たとえブラックであって3年以上が経過している場合などには審査に通りやすくなります。
【参考ページはこちら】
ブラックでも銀行カードローンが申込める場合ってあるの?