自分で仕事をしていたのですが5年前に借りていたお金を返せず自己破産しました。それから事業を諦め普通に会社勤めを始めました。今回別件でお金が必要になったのでカードローンを利用したいのですがブラックでも借入れできるカードローン会社ってありますか。
事業で自己破産ですか。どのような仕事をされていたかはわかりませんが今は不景気なので自分で仕事をするのは難しいですよね。事業を諦めるのはつらかったと思いますが正しい決断だったのではないでしょうか。5年前に自己破産したということですが、自己破産歴があるとなかなか新規の借入は難しいのが現状です。カードローンの審査では年収や勤務先、その他の借入や過去の借入歴をチェックします。中でも最も審査に影響すると言われているのが過去のクレジット事故です。その最たるものが自己破産なのです。おそらく銀行のカードローンはかなり高い確率で無理だと思うので申し込むとすれば消費者金融ということになります。
消費者金融でも大手は審査が厳しい場合もあります。消費者金融も金融法の改正があってから以前のように利益を得ることができなくなったため、貸付にも慎重になっています。返済見込みのないお客にはお金を貸さないというのが鉄則ではないでしょうか。信用情報というのは一部の情報によると完済後5年でクリアになると言われています。自己破産の情報はどれくらい長く残るかわかりませんが5年経過したということで一度信用情報の開示を求めてはどうでしょうか。信用会社に問い合わせると信用情報を開示してもらえるらしいのでまずは確認してみましょう。その上で申し込み時期を見極める必要があると思います。
もし大手消費者金融の審査がだめだった場合、最後の砦として中堅の消費者金融があります。中堅の消費者金融といわれてもいまいちぴんとこないと思いますが知名度が高いものですとアローやフクホーなどがあります。アローのフリープランでは金利は15.00%~19.94%でかなり高めです。金融法の最大金利は20%ですのでそのぎりぎりに金利を設定しています。大手消費者金融の金利は17.8%、銀行の平均金利は14%台ということを考えるとかなり高金利です。それでも自己破産や債務整理をした人でも借入できるとあって利用者が後を絶ちません。中堅の消費者金融は大手に対して審査を緩くすることでお客を集めているのです。
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ブラックでカードローンを利用したい方にオススメ記事
ブラックでも利用可能なカードローン会社は在るかどうかなのですが、合法でのカードローン会社においては、審査の際にブラックの状態であるかどうかを確認しますので、情報の中にブラックの状態の記録が有れば審査に通すことは有りません。
一般的にブラックの状態と言うのは、大きく分けると2つの種類が在ります。一つは申込みブラック、もう一つは金融における事故を起こした場合の2つが有ります。
申込みブラックは、短期間に複数のローン会社に対して申し込みを行っている事を意味しており、1社、2社と審査に落ちてしまい、3社、4社目と申込みを行う事で申込みブラックの状態になっていくのです。但し、申込みブラックと言う形で記録が残されるのではないのです。
ローン会社は、申込み者の個人信用情報を照会し、そこに記録されている情報を照会する事で、照会を行った記録が残されることになるのです。要するに、1社目の申し込みを行った段階で1回目の照会が行われ、それの記録が残されますので、2社目の申込みを行った時は、ローン会社はその記録を目にすることが出来るのです。そして、1社目で断れた事が解ると言う仕組みになっているのです。
個人信用情報と言うのは、個人情報信用機関が管理を行っている情報データベースで、ローン会社、消費者金融、銀行などの金融機関は必ずその情報を照会して審査に利用しているのです。個人信用情報は、申込者の信用レベルの基準でもあり、この情報の中に多数の申し込み履歴が有れば信用性に欠けると言う事になるのです。
所で、金融における事故と言うのはどのような事かと言いますと、これは延滞や自己破産と言った記録の事を意味しています。
自己破産を行う事で官報に掲載されることになりますが、この官報の情報が記録されているのです。但し、これらの情報は一生そのままになるのではなく、一定期間の中で記録は消滅する事になりますので、記録が消された段階でブラックと言う状態は無くなると言う事でもあるのです。