この度初めてカードローンを申し込み、無事に審査も通りました。計画的に使い、きちんと返済をしていけば恐くないなと思ってまいす。でも、いろいろ調べていくと“ブラックリスト”というものがあると知り、恐くなってきました。
カードローンに申し込まない方がよかったのでしょうか？そもそもブラックリストってなんですか？そしてブラックリストに載らない方法はありますか？あるならばぜひ教えてほしいです。
カードローンに申し込んだのですね。無事に審査も通ったとのことで、おめでとうございます。カードローンは賢く使えばお得だし、あなた様もおっしゃっているとおり、返済ができる範囲で計画的に使うことができれば怖くありませんわよ。申し込まない方がよかったということはないので、まずそこは安心してくださいね。
ではまず、ブラックリストから説明しますね。勘違いしないでいただきたいのは、“ブラックリスト”という言葉は正式な言い方ではありませんの。カードローンを扱っている銀行や金融会社は、指定信用情報機関に属しているのよ。よく聞くのはJICCやCICといったところかしら。この機関には、お金を借りている人‐つまりあなた様の情報があるわけ。
どんな情報かと言いますと、どこのカードローンに申し込んだとか、どこからいくら借りているかとかよ。これを信用情報とも言うのだけど、この信用情報に傷が付くことを今じゃ世間では「ブラックリストに載る」という風に言っているのよ。ですから、カードローンを申し込んだ時点で信用情報が作成され、何もなければ傷はつかないのよ。
じゃあ次に、どんなことをすればその信用情報に傷がつく‐つまりあなた様が言うようにブラックリストに載るのかね。それはまず、長期に渡って支払いの延滞があった時よ。この時の長期はだいたい３カ月以上ね。そして、カードローン会社側から契約を解除された時もよ。最後に、債務整理をしても傷がつくわ。主にこの３つね。
だから最初にもお伝えしたけど、返済ができる範囲で使うことがとても大切なのよ。一旦、信用情報に傷がつくとそこから５年、ながくて１０年は情報が残るから要注意よ。
ちなみに、“申し込みブラック”というのもあるから気をつけてね。これは、まぁあなた様は無事に申し込みが済んでいるからしばらくは関係のないことになるのでしょうけど、一気に何社にもカードローンの申し込みをすることよ。何社にも申し込むということは、つまりそれだけ断られているということよね。
カードローンに申し込みをしたという情報も、先ほど伝えた信用情報に載るから気をつけてくださいね。１社ずつ申し込みをして、同じ時期に申し込みをするのは２社か、多くても３社までにするといいでしょうね。それでもだめなら半年我慢することね。この申し込みの情報は半年で消えると言われているのよ。だから半年後に改めて申し込みをすればいいってわけよ。ブラックリストって聞くと少し怖いけど、あなた様がきちんとしていれば大丈夫よ。
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ブラックでもカードローンを利用したい！という方にオススメ記事
金融機関のカードローンはサラ金などと違いイメージも良いですし、借りやすいと思います。しかし、過去に色々な借り入れの履歴がある方にとってはブラックリストに載っているのでは、という点も気になることでしょう。
（⇒ブラックかもしれない…カードローン審査に通れる？）
ブラックリストについては世間で若干、誤解されている面があるので正しく理解しておきたいところですが、「ブラックリスト」という名称の書類があるわけではありません。これは、銀行系、消費者金融系などいくつかのカテゴリーに分かれた信用情報機関の情報のことなのです。
借りた人の名前や生年月日、そしてどこの会社からいつ、いくら借り入れをしたか、適正に返済をした場合でもその記録が残されます。そして、滞納や法的整理などの場合はその情報が掲載されることがあり、これがいわゆる「ブラック情報」というものなのです。
しかしすべての会社が情報を掲載するとも限らず、載っている情報を参照する会社もどこなのかはわかりません。ですから、過去に破産歴などがあっても意外と早く次の借り入れができてしまう場合もありえるので、一概にブラック情報が掲載されたからそこから５年は借り入れられない、などとは決めつけられないのです。
ある金融機関にカードローンを申し込んだ場合、他の金融機関やクレジット会社などの情報がすべて調べられると考えた方が良いので、ローンの申込用紙で他からの借り入れ額を記載する欄があったらすべて記入するべきです。
そして気になる自分のブラック情報ですが、これは各信用情報機関に一定の添付書類を出して申し込めば、原則として本人であれば照会することができます。亡くなった親の借金などについて調べたい場合は例外的に相続人が調べることもできますが、普通の書類の他に親との関係を証明する戸籍も必要となります。信用情報については、必要もなくやたらに照会をすると、そのこと自体が融資審査におけるマイナスポイントとなることがありますので注意しましょう。
