工場の期間社員として働いていましたが、契約の延長をしてもらえず、突然無職の身になってしまいました。今までずっと工場のラインで働いていたので、急に違う仕事に就く勇気もなくどうしていいやらわかりません。しかも工場の寮に入っていたのでそこも今月中に出ていくように言われてしまい、住むところも探さないといけません。
仕事も決まってないのに賃貸の契約すら難しいし、何よりそんなお金はありません。来月になると工場で働いていた最後の給料が入るのですが、それまでの生活費に困っている状態です。今は無職ですが、借りられるカードローンがあれば教えてほしいと思っています。
今現在無職ということであれば、カードローンは厳しいでしょう。どこも安定した収入のある人が対象なので、収入がまったくなければ返済できないと判断され、審査は通らない可能性が高いですね。無職でもカードローンが組めるとしているところもあります。夫の同意がある専業主婦や、不動産を持っている人であれば審査も通るでしょうが、完全な無職は・・・ムリだと思っていたほうがいいでしょうね。
まず、総量規制の制限がある消費者金融系は「収入なし」という時点でアウトです。総量規制は収入の1/3まで融資可能ということなので、収入がなければ総量規制以前の問題で論外ってことになってしまいますよね。では、総量規制の対象外である銀行はどうでしょうか。総量規制の対象外ではあるけれど、こちらも厳しいでしょうね。消費者金融系に比べて審査が厳しいし、時間がかかるところが多いですよ。
解決策としては、1日でも早くアルバイトでもなんでもいいので始めてみましょう。工場のラインしか経験がなく、人と接するのが苦手なら、宅配の荷物の仕分けやスーパーの裏方など、細かいことを気にしなければ仕事はいくらでもあるはずです。とにかくアルバイトを始めて、働いているという実績をつくりましょう。以前期間社員として勤めていた給与明細や年末調整の書類を準備しておき、来月給料が入ることも説明した上で申し込むと、審査に通る確率はかなり高くなるはずです。
お金を貸してくれるところというのは、その人の年収だけで判断しているわけではありません。年収が少なくても継続して働いているということに重点をおきます。無職になるまできちんと継続して勤めていた実績があるので、ちゃんと説明さえすればわかってもらえるはずです。
アルバイトをやりはじめて、カードローンが組めたとしても限度枠は低いと思ってください。最初からそんなに高くは設定してくれません。ただし、この限度枠というのはずっと続くわけではなく、返済を遅れることなくきちんとしている人、安定した収入を得られる仕事に就いた人、に対しては限度枠の上限があがってくるはずです。「信頼が得られたので、もっと貸してあげますよ」ということですね。
カードローンをつくりたいなら、とにかく「無職」という枠から抜け出しましょう。少しでも自分の力で稼いでいる人にのみ与えられる特権がカードローンだと思ってください。頑張って働いているけど、お金が足りなくなった人には救いの手を差し伸べてもらえますよ。働きもしないで貸してくれるところはまずないと思ってくださいね。貸しても返してもらえないんじゃないか、と判断されてしまうのがオチですよ。
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無職でも借りられるカードローンは十分に存在します。しかし無職と一口にいっても様々なものがあり、中には審査を通過するのがとても難しい場合もあります。消費者金融にしろ銀行にしろカードローンを審査は安定した収入があるか否かを最も重点的にチェックします。職業はほとんど関係することはなく、バイトやパート、専業主婦の方でも問題なく借り入れすることが可能です。つまり安定した収入さえあれば無職かそうでないかは大して関係ありません。
安定した収入さえあればカードローン会社に限らずに無職でも融資を受けることが可能になりますし、安定した収入がない場合は審査を通過することがとても困難になります。場合によっては年金受給も安定した収入だと認められるところもあります。従来は虚位申告をすることで無職で収入があるように偽造しお金を借りる人が多くいたため、現在では対策がとられておりこのような方法で借り入れを行うことはほぼ無理です。
また、現在消費者金融では総量規制という法令ができており、前年の年収の3/1以上の額を融資することはできません。仮にそれ以上の額を借り入れした場合、消費者金融は法律で罰せられます。昔は不動産や株などの担保を差し出すことである程度の額を融資してもらうことが可能でしたが、現在ではこの総量規制で消費者金融からの借り入れは不可能になりました。もし、消費者金融で担保を要求してくるところがあった場合確実にヤミ金ですので、利用しないことが懸命です。
安定した収入がない場合であっても就職先が決まっている場合であったり親や夫と同居していることで家庭内には収入がある場合、派遣社員として働いている場合にはその派遣会社に在籍確認を取ることができたら融資を出してくれるところがあります。その他他にも病気療養中などやむをえない事情がある場合であれば借り入れが認められる場合もあります。いずれにせよ無職をひとくくりにしてしまうのは無理があります。融資が可能なのかそうでないのかは利用を検討している会社の情報を探したり、問い合わせたりすることで細かく検討していくことが大切です。