夫が長年のお勤めを終えて定年退職致しました。今は年金で生活をしています。生活だけを考えれば、年金でも大丈夫なんですが、娘や息子、孫など自分の生活以外で出費することが多く、年金では足らない時があります。そこで、年金でカードローンを利用したいのですが、定年退職して無職でも借りることできるか教えてください。
お勤めご苦労様でした。これからは夫婦でのんびりと生活していきたいところですね。しかし、そのためにはお金が必要です。年金があるとはいえ、急な出費やまとまった出費があると年金だけでは足りなくなるときもあるものです。
「年金でカードローンを利用できるか」ということですが、これは「年金を担保にしてカードローンが利用できるか」ということでよろしいでしょうか。そうでしたら、カードローンは年金を担保にすることはできません。
年金を担保にできるのは、独立行政法人福祉医療機構か日本政策金融公庫が扱っている融資だけになります。この2つは公的な制度になります。これ以外の消費者金融や銀行で扱っているカードローンで年金を担保にするのは違法になります。もし、広告やネットで年金を担保にして借りられると書いてあるものがあったとしても、ヤミ金のような悪徳業者の可能性が高いので、鵜呑みにしないようにしてください。
しかしながら、年金を担保にしてのカードローン利用はできませんが、カードローンによっては年金受給者でも借りられるカードローンはあります。この場合、年金を担保にするのではなく、毎月もらえる年金を安定した収入と見ることで返済能力があると判断するのです。これなら違法にならないので利用することができますよ。
ただし、年金を安定した収入と見る場合、利用限度額が低く設定されていたり、年齢の上限があったりします。年金受給差yということは、高齢の方になります。高齢の方はいつどんなときに返済ができなくなってしまうかわからないというリスクを抱えているので、こうした制限がかかってしまうのです。ですが、それも無理な借入をしなくて済むと考えれば、問題はありませんね。年齢制限だけ大丈夫かどうか確認をしておく必要があります。
定年退職した後のことを無職と言ってしまうのは簡単なことですが、それでは寂しいような気もします。年金という安定した収入を得ていると考えて、生活に支障がでない程度でカードローンは利用するようにしましょう。せっかくの自由な時間です。楽しい時間を過ごしてくださいね。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用したい無職のみなさんにはこの記事がオススメ
カードローン年金で借りれるか、という問題提起がなされていますが、実を言うと可能ではあります。ただどこの金融機関でも可能という訳ではなくやはり現行制度下ではいくつかの会社に限定されています。ただそれでも知名度の高い極めて信用のおける会社なので今からでも利用は可能です。(こちらもご参考に→自分に合ったカードローン会社を選ぶには)
ポイントとしては年金が収入の一部として認められているかいないか、そしてどのように貸し借りをするかということです。年金を収入の一部としてみなしていない会社が多い現状としては、簡単に借り入れることは出来ないということがいえます。しかしいくつかの会社は年金受給者に対して積極的に貸付けを行っているので、この点については解決はしています。
カードローン年金で借りれるか、ということで年齢について考慮する余地はあるかという話になりますが、この点も注目すべきところです。65歳以下を対象としている所もあれば、引き伸ばして69歳未満というところもあるので、一概には言えないのですが借りれることには変わりないので安心です。
(⇒カードローンは80歳以上でも使えるの?)
不動産を担保にしてカードローンの借り入れを行う方法についてですが、これについては年齢を考慮に入れる必要性が生じてくるのでやはり難しい問題になってきます。また高齢者ということもあって返済能力についても審査が厳しくいきわたっているので、簡単に貸し借りは出来ないという現状を認識した方が無難です。ただそれでもカードローンを使って借り入れができるということなので、どうしても借り入れを行いたいといった希望を持っているのならば、条件等々を会社に照らし合わせてみて自分に合った会社を選定するとよいです。
死亡リスクの高い条件にある人間だとこうしたカードローンを挟んだ問題が浮かび上がるのは至極当然ですが、それ以上にもっと難しい問題がはらんでいます。やはり経済の循環なども政府は考慮に入れているので、簡単には解決できないということになっているのです。