定年退職してから毎月年金をもらっています。年金で生活していて言えることではないんのですが、年金だけではお金が足りないことがあります。そこで、カードローンを利用したいと思っているのですが、年金受給者なので月々の収入はありません。年金受給者でも作れるカードローンなんてあるのでしょうか?
年金でカードローンが利用できるか、という疑問を持つ方は多いと思います。月々年金をもらっているとはいえ、足らないこともありますよね。定年退職後もパートなどで働いていたら、その収入でカードローンを利用することができます。しかし、働いておらずに年金で生活している場合、カードローンが利用できないんじゃないかと心配になりますよね。
まず、カードローンに必要なのは安定した収入です。月々の収入が安定しており、返済能力があると見なされるとカードローンの利用ができるようになるわけです。返済できないお金がない人に貸すことはないわけですね。そう考えると年金受給者の方は一応返済するお金はあると考えられますよね。
そのため、カードローンによっては年金を収入とみなして年金受給者の方でもカードローンの利用を認めているところもあるのです。こちらを利用すれば年金受給者の方でもお金を借りることができますね。しかしながら、そのカードローンの数はとても少なく、借りられる利用限度額も低く設定されています。
また、カードローンは20歳以上からしか利用できないように年齢制限がかかっていますが、これは上限もあります。(こちらもご参考に→カードローンの上限に関するオススメ記事)カードローンによってその上限は様々ですが、ほとんどが65歳から70歳程度で設定されています。なぜカードローンの上限が定められているといえば、高齢の方だとどうしても死亡リスクがあるからです。亡くなられてしまうと、借金は負の遺産として相続されますが、相続権を放棄されてしまうと、もう返済を求めることはできません。そのため、返済できると判断できる年齢で上限が決まっているのです。
年金受給者の方が融資を求める場合、カードローンの他にも公的な制度で年金を担保にした融資も存在しています。こちらも合わせて検討してもらえるといいと思います。
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自分に合ったカードローンってどうやって選べばいいの?
毎月収入がありボーナスも受け取れる働き盛りの時は、カーローンや住宅ローンなどを組みやすいのですが、会社を退職して年金生活に突入すると審査を通過しにくくなってしまいます。しかし、老後も住宅をバリアフリー化するためにリフォーム工事をしなくてはならなかったり、ベッドなどの介護用品が必要になったりして、まとまったお金が必要になることがあります。貯金を取り崩してまかなえるのなら良いですが、保険を解約したりするといざという時に困りますので、カードローンの利用を検討することになります。
定期的に指定の口座へ現金が振込まれますので、それを安定した収入とみなしてもらえれば審査を通過できる可能性があります。実は年金受給者でも作れるカードローンがありまして、調べていくと大手の銀行と消費者金融会社で年金受給者を対象としたサービスを提供しているところがあります。ウェブサイトやカードローンの案内書のQ&Aに原則安定した収入がある方であれば問題ないと書かれていたり、借入診断において1年間の年金受給額を入力するように指示が書かれていたりします。
年金については65歳から支給されるのが一般的ではありますが、申請をすれば60歳から64歳の間であっても繰り上げ受給を開始できます。ただし65歳から支給される金額よりも減額され、その減額率は一生続きますのでカードローンで融資してもらえる金額もセーブされる可能性はあります。ただし、銀行であれば総量規制の対象外となりますので年収の三分の一までという規定は関係なく、希望の金額を融資してもらえることもあります。一度決定された年金額は多くの場合、一生維持されていきますので収入としての信頼度は高いのです。
いずれの金融機関においてもローンを利用できる年齢制限は設定されていますので、年齢が60歳代であれば担当者に尋ねたりウェブサイトに掲載されている規約などを確認して、カードローンを利用できるか調べてみる価値はあります。
(⇒年齢に関係なく利用できるカードローンはあるの?)