半年前から無職で短期のバイトなどしてやり繰りしていたのですが、どうしてもまとまったお金が必要なのでカードローンを利用したいです。返済は、また短期のバイトなどして返していこうと思っています。
でも、無職だとカードローンの審査は厳しいんですよね？銀行のカードローンや銀行系って呼ばれてるカードローンはやっぱり厳しいと思うんですが、他のカードローンだったら無職でも大丈夫だったりしませんか？
銀行のカードローンの審査が厳しいのはもちろんですが、銀行系の消費者金融が提供しているカードローンも消費者金融の中では審査が厳しいと言われています。だから、ご質問者様はこの二種類のところはダメだと思われたのでしょう。
（⇒カードローンの審査基準ってどうなってるの？）
しかし、無職では他の消費者金融のカードローンでも審査には通らないと考えておいたほうがいいでしょう。なぜなら無職は利用者の条件である「安定した収入」を満たしていないからです。ご質問者様は短期のアルバイトを繰り返し行っているようですが、これでは「安定した収入」とは言えません。短期なのでカードローンを利用している間に期間が終わり、収入がなくなる可能性が高く、返済能力が低いと考えられるからです。
返済能力が低いということは、返済が遅れる可能性があり、もしかすると返済がされなくなってしまう可能性があるということです。そうなると、カードローン側としては、損失以外の何者でもありません。そんな可能性を含む人にお金を貸すほど、カードローン側も善意事業ではないのです。
また、いつ短期で働くとはいえ、いつどのタイミングで収入を得られるかわからない状況でカードローンを利用すると返済が厳しくなってくるのは間違いありません。短期は時給が良かったりしますが、その全てがカードローン返済に回されてしまい、またお金に困ってカードローンを利用するという悪循環に陥ってしまいます。あまりいい借り方とはいえません。
もしカードローンの中で「無職でも大丈夫」と謳っているところがあったら、飛びつかないようにしてください。それは九割方、ヤミ金だと考えてください。上記でお話したように返済をするあてがない無職の状態で借すなんてカードローン側としては、得になることがありません。それなのに貸してくれるということは、裏があると考えてもおかしくないことです。そんなところで借りてしまうと後には引けなくなってしまいますので、甘い話に乗ってしまわないように気をつけてくださいね。
カードローンを利用したいなら、まずはアルバイトでもいいので安定した収入を得ることを目指しましょう。
年収の3分の1以下しか借り入れをすることができないという総量規制という制度ができてから、専業主婦や無職の人は消費者金融での借り入れができなくなりました。しかし銀行系カードローンは総量規制の対象外です。そのため借入額が年収の3分の1以上であってもなくてもその銀行が決めた限度額まで借り入れることができるということです。
しかし総量規制がないから収入があってもなくてもいいというものではありません。信用をもってお金を貸し借りするわけなので、やはり収入がなくて返済の見込みがない人には貸すわけには行かないのです。
ただ無職といってもいろいろなパターンがあります。専業主婦の場合、学生の場合、無職だが収入がある場合などがあります。専業主婦の場合はすべての銀行ではありませんが、銀行によっては配偶者に安定した収入があればその証明を提出することで借り入れが可能になることがあります。学生の場合でも20歳を過ぎていて親権者の同意があり必要書類を提出することで可能になることもあります。
そして無職でも収入がある場合、それは家賃収入があったり年金受給者である場合などです。そのような場合には審査によっては借り入れが可能な場合もあります。これらのような場合に限って無職でも借り入れることができることはあります。そして銀行系カードローンなら限度額が高額なので、借りられるとしたら収入に関わりなく借り入れることができるでしょう。
しかし本当に就業をしていなくて、なおかつ収入が全くない場合には借り入れをすることは無理でしょう。もし借り入れができたとしてもたちまち返済不能になって困りますし、貸す側も返済されなくては困ってしまいます。停滞してはまた利子も高くなってしまうのです。それで人生が狂ってしまってはいけないので、まったく収入がなく配偶者や親の同意もなくて借り入れることはできなくなっているのです。本当に困った場合にはローンでお金を借りるより公自治体など公的なところに相談に行くとよいでしょう。
（⇒カードローンを利用したい無職のみなさんはこちらもオススメ）
