パートをしている主婦です。子供にまだ手がかかるので、扶養の範囲を超えない程度で働いています。子供に手がかからなくなったらフルタイムでパートの仕事を入れたいと考えています。最近、子供のためのお金がかかるようになってきてしまい、生活を圧迫するようになってきました。
来週も子供のピアノの発表会があり、せっかくなので可愛いドレスを新調してあげたいと考えています。子供服といえどもいい値段です。急な出費なので手持ちはありません。カードローンでお金を借りようと思いますが、いわゆるスピード審査に主婦でもクリアできるものでしょうか。
スピード審査といえば、消費者金融系のカードローンでしょう。とにかく早いことで有名です。申し込んだその日に融資可能なところもあるぐらいなので、急いでいるときは利用しない手はありませんよ。急いでいる人にとっては本当に便利でありがたい存在といえるでしょう。
消費者金融系なので、収入のある人しか借りられません。主婦でも収入があればもちろん可能です。ただし、総量規制の対象なので、年収の1/3までしか借りることはできません。扶養の範囲内ということなので、年収は103万円以下ということですよね。そうすると、借りられる上限は34万円程度ということになります。あくまでも上限なので、審査の結果によってはもう少し低い額になる可能性もあります。
限度額が34万では足りないという場合は、消費者金融系はあきらめたほうがいいかもしれません。銀行系のカードローンなら総量規制の対象外なので、上限枠に制限がありません。ただし、消費者金融に比べて融資までに時間を要する場合があるます。急いでいる場合はすぐに申し込んだほうがいいでしょう。
銀行系のカードローンは、消費者金融系に比べて若干審査が厳しいところがあるかもしれませんが、パートといえどもきちんと働いて収入があるので、審査に通る可能性は高いでしょう。カードローンの審査は収入が高ければ高いほどいいというものではありません。収入が高くても他社からの借入れがいくつもあり、延滞を繰り返している人はまず審査に通らないでしょう。
収入が低くても他社からの借入れがない、またはあったとしてもきちんと返済している人は審査に通りやすい人といえるでしょう。主婦だからという理由だけで審査に通らないということはありません。あくまでも信用問題なので、申し込み時にウソをつかないで正直に申請すればまず問題ないはずです。
銀行系カードローンの中で、主婦の人でも比較的審査が柔軟なのは、「イオン銀行」「楽天銀行」「みずほ銀行」の3つでしょう。3つともパート・アルバイトでももちろんOKです。イオン銀行は、24時間ネットから申し込みができて、イオン銀行のATMを利用すれば手数料は無料です。楽天銀行も24時間ネットから申し込み可能で、急いでいる人には嬉しい即日融資可能な銀行です。みずほ銀行は低金利がトップクラスで、こちらも最短で即日融資可能となっています。
急いでいてなおかつ銀行系のカードローンなら、楽天銀行かみずほ銀行がおすすめってことになりますね。スピード審査といえども審査なので、収入証明書や身分証明書など必要なものをきちんと揃えて申し込むようにすれば、スムーズに審査もクリアするはずですよ。
以前は主婦の方であっても消費者金融からお金を借りることができていましたが、今は総量規制という法律ができたので収入のない専業主婦は消費者金融から借り入れをすることはできません。しかし、この総量規制という法律は貸金業法が適用される業者からの借り入れについての法律ですので、貸金業法ではなく銀行法で経営している銀行系のカードローンなら主婦でも借りることができます。そして大手の銀行系であってもスピード審査を実施しているところがありますから家計がピンチの時の強い味方になりうるのです。
専業主婦であっても自分のために急なお金が入り用になることもあるものです。いつも家族のために頑張っている自分にご褒美をあげる意味でもたまには贅沢なママ友ランチだって行きたいし、お洋服を買いたいこともあります。パパに内緒でお子さんのおねだりに応えてあげたいこともあります。翌月の家計を少し工夫すれば返済できるくらいの金額なのであれば許容範囲なのではないでしょうか。
専業主婦がカードローンを申し込む際のコツは、2社同時に申し込むことです。もし1社が落ちればそのことが信用情報機関に掲載されてしまう、いわゆるブラック情報の1つになるわけですから、時間差で次の会社に申し込むとそちらにも落とされてしまうことがあります。ブラック情報についてもう少し知っておきましょう。
ブラックリストとは、そのような名前の書類があるのではなく、銀行系、消費者金融系などいくつかに分けられた信用情報機関の情報に掲載された滞納や債務整理などのいわゆる事故情報のことを指します。もし、無理をしすぎて返済が滞ったり、最終的に債務整理をせざるを得なくなると大切な信用情報が傷つけられてしまい、その後、場合によっては自分だけではなく家族の名義で申し込んだローンの審査にも響いてくることがありますので、自分で借入額をきちんとコントロールする理性を持って利用することが大切です。
(⇒金融ブラックとしてリストに載らない方法はある?)