リフォームのインテリアデザイン関係の会社を経営している35歳の個人事業主です。利用できるカードローンがないか探していたら申し込み基準は事業用資金は不可となっていました。カードローンが通らないと解ってガッカリです。何かいい方法はないでしょうか?
カードローンの申し込み基準で「事業資金としての利用は不可」となっているローンは結構多いんです。もしかしたら個人事業主専用のビジネスローンを見落とされているのではないですか?個人事業主の場合は専用ローンのあるカードローンに申し込む必要があります。
どうしてかと言いますと、仮に申込んだカード会社が消費者金融会社だったとします。その場合、事業用資金としての使用がOKの場合でも、個人で審査を受ける事になるので総量規制の対象になります。個人事業主専用のカードローンの場合は、個人事業主として審査を受けます。
勿論、審査に必要な書類は、フリーローンなどに申し込んだ場合と違います。本人確認書類の他に、事業の業績を証明する書類とか、事業の内容を証明する書類が必要になります。でも大きなメリットは総量規制の例外になります。
それにあらかじめ個人事業主への融資用に提供されているサービスですので、事業主の環境に合ったサービス仕様になっていますから、なにかと審査を受けやすい環境にあると思います。同じ個人事業主専用ローンでも金融公庫などの公的融資の場合は、専門家の協力がないと自力で融資を獲得するのは至難の業となります。
ちなみに個人事業主専用ローンは、会社によって呼び名が違いますのでご注意ください。ビジネスローンとか、事業主ローンなどの名前で紹介されている時もあります。銀行系であれ消費者金融会社であれ個人事業主専用ローンに申し込んでください。
審査の厳しさは、銀行の専用ローン方が厳しく、消費者金融の専用ローンの方が緩やかで、これは一般的なカードローンとほぼ同じです。
【参考ページはこちら】
事業資金をカードローンで借りるにはどうしたらいい?
カードローンの利用条件には、二十歳以上で安定した収入がある人と書かれていることが多いです。これは返済できる能力がある方について具体的に説明しているのですが、返済できれば必ずしも収入が安定していなくても利用できないことはないという考え方もあります。少し前までは、正社員や公務員でないとカードローンの審査には通らないというような風潮もありましたが、現代では非正規雇用の方の割合が増えてきており、昔は正社員がやっていた仕事を今は派遣社員に置き換えているような会社も多くあります。
(⇒カードローンを利用しやすい職業ってあるの?)
働き方も多様化しており、職場に通勤することだけが仕事ではなくなりました。パソコンは一人一台持っているのも珍しくなくなってきましたし、インターネットが普及したことにより、どこにいても職場と同じくらいの仕事をこなすことができるようになったことも大きいでしょう。
会社に属さず自分の技術だけで働いているという方も多く、自宅やカフェなど好きな場所で仕事をする個人事業主も増えてきました。しかし、会社等どこにも所属していないということで個人事業主カードローンが通らないというイメージをお持ちの方もいるでしょう。しかし、収入証明ができれば個人事業主であってもカードローンに申し込むことができるものが多いです。最初から諦めて、個人的にお金を貸し借りしてしまうというようなことになると、人付き合いに影響してしまうということもあります。
カードローンが利用できれば必要な時にすぐに借りられますし、返済も自分に合ったペースで分割でできるので便利です。もしカードローンを申し込みたいけれど個人事業主だからという理由で躊躇している方がいるのであれば、審査に通りそうなところを探してみてはいかがでしょうか。銀行や大手では無理でも中小系の会社もたくさんあります。個人事業主でも可と書いてある会社も中にはありますので、そういったところに相談してみると良いでしょう。