ダイナースクラブカードは日本最初のクレジットカードだそうですけど、年会費も高いしVIPを中心とした特別なカードという印象があります。カードローンもきっと、そういう人向けに充実しているんでしょうか? いつかdiners にと思っているのですが。
ダイナースクラブカードのスタンダードの会員で、年会費は2万2000円です。クレジットカードの多くが年会費無料、または初年度の年会費無料、さらに一定の利用をすれば年会費を無料にするといったサービスをしている中で、かたくなに年会費をしっかり取るカードなのです。
結局、審査も厳しいわけですが、これだけの年会費を払ってでも利用したい人を対象としたサービスという点で、VIPというかステイタスがあると考えていいと思います。他のカードでいえばゴールドより上、プラチナクラスのステイタスだと言えるでしょう。
たとえばショッピング利用での上限を設けていません。これだけでも、かなり審査でハードルが高くなることはご理解いただけるでしょう。いま、入会キャンペーをやっていますが、それも最大5万ポイントをプレゼントするキャンペースですが、そのためには20万円以上のショッピングをしなければなりません。ただ新規会員になっただけではダメなのです。ポイントが10倍になるということなのです。
これだけのカードですから、カードローンも充実しています。お金を借りるサービスは、キャッシング、カードローン、パーソナルローンの3種類があります。(こちらもご参考にどうぞ→自分に合ったカードローン会社を探す方法とは)
カードローンは最大300万円まで。審査であらかじめ決められた枠内なら自由に借り入れができるタイプです。年利13.8~18.0%。ネット、電話、提携CD/ATMから申し込めるようになっています。カードローンで利用できるATMは、ゆうちょ、しんきん、みずほ銀行、東京三菱UFJ銀行、セブン銀行、イオン銀行です。ただし返済まで可能なのはこのうちのみずほ銀行、東京三菱UFJ銀行、セブン銀行だけとなります。
キャッシングは最大300万円までというのは同じ。年率15.0~20.0%で、元金1回、利息2回払い、翌々月に完済する返済方法です。キャッシングを利用するためには申し込みをしておく必要があります。ネットで簡単に申し込むこともできます。ホントに短期間の出費だけに対応するタイプ。年利は高めですが、借入期間が短いのでそれほど負担にはならないでしょう。
さらに魅力あるのはパーソナルローン。フリープランからマイカー、教育、ブライダル、トラベルなど8つのコースがあり、フリープランは30万円から500万円まで対応しています。年利は9.0%~11.4%。初めてローンを組むときだけは優遇金利が適用されるケースもあるので、別途申し込んで手続きが必要なものの、メンバーならではの使いやすいローンになっています。
年収を証明する書類が必要になるのは、利用可能枠が50万円超からです。また他社を含めた、その人の借入金額の合計が100万円を超えている場合です。もちろん本人に所得がない場合はダメです。配偶者の年収の証明は受け付けてくれません。
厳しいようでも、会員の利便性とステイタスをしっかり実現しようという特別なカード。それがダイナースクラブカードなのです。
dinersのカードローンはdinersのブランドで持っておきたいと考える人が多いカードローンの一つです。ブランドだけではなく、dinersのローンは使いやすいと人気があります。dinersのローンの審査は一般的な消費者金融のカードローンの審査と変わらないようです。通りやすい方の特徴も似ており、いくつかのポイントを踏まえておけばだいたいの方は通るようです。
通りやすい方のポイントの一つは借入件数が少ないことです。借入件数は法的な制限もありませんし、小額ローンも人気なので件数は自然と増えるという方も多いのですが、借入額に関係なく、小額ローンといえども数が多すぎると判断されると審査が通らないことも多いようです。いくつかの小額ローンをもっている方がカードローンに通らず、小額ローンをおまとめローンで1つにまとめてカードローンの申請をしたら通ったということも多く、小額ローンが多い場合はおまとめローンなどで件数を減らしておくことをオススメします。
2つめのポイントは収入と借入額とのバランスです。消費者金融の場合は総収入の3分の1を超える現金を貸し出せない規制がありますが金融機関では適用しませんが、法律に準拠した社内規程をとっている場合も多いようです。そのため、収入の3分の1を超える現金の借り入れをしている場合は繰り上げ返済などをして借入額を減らすことが必要です。
また、規制に当てはまらない方の場合でも借り入れ希望額を記入する際に法的な規制を頭にいれて希望額を決めることが必要です。法的な規制を超える借入希望額をした際、自動で規制に合う希望額に減らされることが多いのですが、一部のローンでは希望額が実現出来ない場合は審査を打ち切ることも少なく無いようです。
収入と借り入れは本人にしかわからないと思われがちですが、借入額は情報管理会社からデータが取れるのですべて把握されます。また所得についても所得証明書の提出を求める場合もあり、規制は確実に守られるようになっています。