お恥ずかしい話ですが、最近になって、レイクが新生銀行の傘下だと知りました。新生銀行なら長年利用してきましたし、ちょうど個人事業主としての開業を控えていたところなので、渡りに船です。新生銀行の傘下ということは、総量規制対象外ということで良いのですよね?消費者金融は総量規制の対象で、年収の1/3以上の融資が受けられないと聞きますが…。
レイクは2011年10月、営業資産を親会社の新生銀行へ譲渡したのを切っ掛けに、新生銀行傘下へと変わりました。総量規制が導入されたのは2010年6月。レイクが総量規制の対象だった期間は、1年半にも満たないという訳ですね。つまり今現在、レイクは消費者金融ではなく、銀行傘下の銀行ローン。年収の1/3以上の融資も、当然可能です。ご安心下さい。
総量規制の導入によって、消費者金融は非常に親切なサービスへと変化しましたが、反面、年収の1/3以上の融資が受けられなくなりました。個人事業主の方などが多額の融資を受けたい場合は、レイクをはじめとした銀行ローンと契約せざるを得なくなってしまったのが実状です。
しかし、消費者金融時代のノウハウが存分に活かされているレイクは、金利だけを見ても4.5%~18%と、銀行ローン・消費者金融の中でもトップクラスです。一般的な消費者金融より審査のハードルは上がってしまいますが、長年のお付き合いがあるのならば、審査の上でも有利に働くことでしょう。
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新生銀行カードローンのメリット・デメリットって何?
新生銀行カードローンにはレイクと言うカードローンが有ります。また、この銀行のホームページを見ると、そこにはレイクと言うロゴが掲載されているのです。レイクと言うのは従来消費者金融として存在していた会社になりますが、現在では新生フィナンシャル株式会社と言う社名に変更されており、パーソナルローンの新生フィナンシャルカードローンのサービス、新生銀行のレイクなどの信用保証を行う新生銀行の子会社として運営が行われています。
尚、新生フィナンシャル株式会社は貸金業者として存在している企業で、新生銀行は銀行法に基づいて運営を行っている金融機関です。そのため、新生銀行カードローンのレイクと言うのは銀行法に基づいたもので、ブランド名をそのまま使っていると言う特徴が有ります。
所で、消費者金融には貸金業法が適用されると言う特徴が有ります。貸金業法が改正されたときに、多重債務者を減らすと言う目的の下で総量規制が導入されており、貸金業者は年収の3分の1を超える貸付が禁じられているのです。総量規制の中には、おまとめローンや、夫婦合算による貸付などは例外貸付となっていますが、カードローンなどを利用する場合は、借入残高の合計を含む額が年収の3分の1以内に抑える必要があるのです。
例えば、年収300万円の人が利用できる最高額は年収の3分の1になる100万円になりますが、この時借入残高の合計が30万円在る場合は、100万円-30万円=70万円となりますので、利用可能な額は最大でも70万円までと言う事になるわけです。そのため、消費者金融でのキャッシングを利用する場合は年収などに対する割合が有り注意を要するのです。
これに対して銀行は銀行法に基づいて運営が行われていますので、総量規制の対象外になります。尚、銀行の場合は年収における制限は有りませんが、会社勤めをしているサラリーマンなどの場合は、勤続年数などが審査の対象になると言った特徴も有るのです。