銀行カードローンの増枠審査は現代では厳しくなったと聞くのですが、これは本当のことなのでしょうか?
あまり知られていませんが、過去のほうが銀行カードローンの増枠審査については厳しい時代がありました。これについては、「業者の裁量で対応していい」という風になっていたので、業者によってはカードローン審査がすごく甘かったり厳しかったりする為に起きていました。ですが、今では一定条件を満たせないケースでは、絶体にカードローンさせてはいけないという法律まであります。
賃金業法の改正というものを調べると載っているのですが、現代において借金と言うのは「年収の3分の1まで」と決まっている業者と、そうではない業者でキレイに分かれているのです。つまり、そうではない業者であれば賃金業法を受けないで済むので、銀行カードローンの増枠審査についても甘いとなります。これについては、「銀行のカードローン」で顕著となっているので、カードローン審査については銀行で受けましょう。
また、銀行は審査そのものが遅いと言われていますが、今では大手銀行もカードローンにノリ気になっているので、大手銀行でカードローンするようにすればストレスもまったくありません。銀行のカードローンについては、審査時間にして30分から1時間とされています。これはサラリーマン金融とほぼ同じで、優劣についてはつけがたいレベルになっていますので、比較しても意味がありません。
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カードローンの増額審査に通るにはどんな条件がある?
銀行のカードローンであっても融資額が足りない場合は増額申請することが可能です。しかし無条件で増額が可能というわけではなく、銀行カードローンの増枠審査を受けて通貨することで増枠が認められます。カードローンと一口に言っても様々な商品、プランが存在します。1つの会社に複数の商品を持っているかたもいますが、まずは増額が可能なものかを調べることが重要です。規約に増額が不可能であれば、どうあがいても増額はできません。
金融機関では利用規約等を必要以上に重視する傾向がありますので規約、制約に記載されているものを担当者や責任者に訴えて変更してもらうことはまず望めません。増額できるものでない場合は諦めて他のカードローンを探すのが最も現実的です。そして例え増額が可能である場合には申請後審査が始まります。まずは返済状況を調べられます。これは借りている銀行だけではなく、信用機関に問い合わせて他の消費者金融、銀行にどれだけ負債があるか、返済は滞っていないかなどが重点的に調査されます。
一回でも返済がある場合は大きなマイナス評価になります。少なくとも遅滞してから数年間は増額申請が通らないものと考えたほうがいいです。利用しているカードローンが多いか少ないかはあまり関係ありません。むしろたくさん借りていても全てきちんと返していれば返済を滞らせることがない人だと見られ、大きな評価に繋がる可能性があります。
さらに借り入れするための設定額もチェックされます。現在では総量規制という法令ができており、消費者金融は年収の3/1の以上借り入れすることを禁じられています。もし、消費者金融が3/1以上相手に融資してしまった場合、金融側が法律によって罰せられます。
もちろんこれは消費者金融だけが対象の法令であり、銀行は3/1以上融資することが可能ですが、総量規制ができてからは銀行もやや倣うところが出てきているのでまとまった金額を借り入れしたい場合には注意する必要があります。増枠といっても特別な審査はほとんど行われません。基本的に銀行のカードローンに入会するときの審査と同じようなものです。
(⇒カードローンの審査基準についてもっと詳しく!)