旦那がカードローンの審査に落ちました。ビックリです。旦那本人もビックリしていました。よくよく考えると結婚前の借金で、返済が遅れたことが何度かあったかもしれないとか(本人も忘れていたそうです)。今は借金もなくきちんと働いてくれています。カードローンは子供が生まれる準備で、いろいろ買い揃えたかったんです。ボーナスやら親にもらうお祝いやらで、4か月先ならまとまったお金ができるので、旦那がダメならとりあえず私の名義で借りたいのですが、そういうのって無理なのでしょうか。
まずは奥様が、正社員でもアルバイトでも何か仕事に就いていると仮定します。奥様自身が契約者としてカードローンを申込むというのであれば、特に問題はありません。奥様の年収や勤務先、他社への借入れの有無や過去の信用情報などが審査されることになります。
しかし奥様が専業主婦ということになると、状況は多少違ってきます。専業主婦の場合、銀行のカードローンでは「配偶者に安定かつ継続した一定の収入があれば借入れ可」と定めています。つまり借入れする人の名義は奥様でも、実際に審査されるのはご主人です。しかしご主人は一度審査に落ちているということなので、たとえ他で奥様名義の申込みをしても、借入れが認められるというの難しいかもしれません。
しかしここで焦って次々と申込みをするのは得策とは言えません。「よほどお金に困ってるのか」と判断されて、逆に借入れが難しくなってしまいます。どうしてもというのであれば、よく検討した上で他社に申込んで下さい。一度否決されたものの、他社でアッサリ審査に通ったという話もよくあることです。くれぐれも無理はなさらないように。
旦那さんがカードローンの申し込みをしたのに、審査に落ちたことで不安を覚える家庭も多いのではないでしょうか。そういった時は、諦めずに嫁名義として奥さんのほうが審査を行ってみるといいでしょう。配偶者が落ちてしまったのだから、その嫁も落ちてしまうのではないかと思われがちではありますが、必ず影響するとは限りません。
確かに、専業主婦の場合は一家庭での収入が旦那さんと同じになってしまうので、審査に通るのが難しい可能性が高いですが、共働きであれば、そういった心配をすることもないでしょう。それぞれに収入があれば、個々で返済能力があるかどうかなどを判断されます。旦那さんが落ちてしまったのだから、妻も必然的に落ちるというわけではないと覚えておきましょう。
それから、旦那さんよりも収入が少ないという場合でも心配する必要はありません。なぜなら、審査に落ちた理由にもよってくるからです。例えば、カード事故を起こしてしまった過去があったり、逆に今までローンなどを組んだことがないまま過ごしてきたから落ちるというケースもあります。いずれの理由にしても、妻が責任を被ってしまうようなものではないので、安心してカードローンに申し込むといいでしょう。
もちろん、必ず嫁名義で作らなければならないということではないですし、たまたま落ちてしまったという可能性も十分にあります。まずは旦那さんがカードローンの申し込みが通らなかった原因をしっかりと解明し、その上で申し込むかどうかを検討するといいでしょう。
妻として個人的にカードローンを組みたいのであれば、特に問題はありません。しかし、配偶者の共同の目的のために使うのであれば、嫁名義としてなので、一方的に責任を被ってしまうことになります。あくまでも相手がどうしてもカードローンが組めない場合の手段として考えておきましょう。
ただ、改めて申し込む時は他のカード会社に申し込むのは大切です。現住所や配偶者などの情報が一致すれば、考慮に入れられてしまう可能性はありますし、できることなら、ある程度の時間を置いてからのほうが審査にも通りやすくなるものです。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用しやすい職業ってあるの?