> > > 総量規制外のカードローンで審査が甘いと言えばどこでしょうか?

私は現在2社から借入をしています。今度父が入院することになり、少しお金が必要になりそうなので新たにお金を借りるつもりなのですが、すでに借入があると審査が厳しいですよね。総量規制があると借入額が少なくなりそうなので総量規制対象外のカードローンを希望しています。どこか審査が甘いところ知りませんか。

総量規制対象外というと銀行しかありませんよね

総量規制とは最大で年収の1/3までしか借入できないという法律ですが、この法律の対象外となるのは銀行だけです。ですので、質問者様の希望する借入先は銀行ということになりますが当然銀行のカードローン審査は消費者金融よりも厳しいです。銀行のカードローンは総量規制対象外ということのほかに金利が低いというメリットがあります。

消費者金融の金利が17.8%というのに対し、銀行の金利は14%台が多いのです。金利は利用者が最も重要と考える判断基準です。金利が低い借入先をみんな求めるので当然銀行のカードローン利用者は多くなり、銀行はそこからお金を貸す相手を厳選するわけですから条件の悪い人は排除されるということになります。

しかし、最近では銀行のカードローン審査も以前よりはゆるくなったと言われています。というのも、近年銀行と消費者金融は提携し、銀行は消費者金融にカードローン業務を委託するようになりました。銀行は個人融資による利益をあてにするようになり、長年消費者金融が培ってきたノウハウを利用して顧客を増やそうというわけです。

最近ではメガバンクでもパートやアルバイト、主婦でもOKというカードローンがありますし、収入証明も少額の借入の場合は提出不要です。とはいってもやはり銀行ですからきちんとした審査があり、金額にもよりますがすでに借金がある人にお金を貸すかどうかは微妙です。

そんな中銀行のカードローンの中でも審査が緩いと言われているのがネット銀行です。ネット銀行は2000年に入って国内で急成長した銀行で、じぶん銀行、イオン銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行などがあります。

中でも楽天銀行は楽天市場で有名な楽天グループの経営する銀行で審査が緩いことで近年人気が高まっています。楽天銀行の金利は最大で14.5%、最大で500万円まで借入が可能です。また過去にはポイント進呈や金利半額などのキャンペーンを行っているので今後も様々なサービスを期待できます。その他のネット銀行も比較的審査が緩いと言われていますのでそれぞれホームページなどでチェックして自分に合ったカードローンを探してください。

総量規制外のカードローンの審査が甘い理由

総量規制という言葉を知っている人は少ないのではないでしょうか。総量規制とは、収入のない無職の人が消費者金融から借入することができなくなる規制のことをいいます。平成22年に施行された改正貸金業法により、前年度の年収の1/3以上を消費者金融が貸し付けることが法的にできなくなったのです。この規制ができる前は、不動産の担保などがあれば無職の場合でも借入れすることができていました。

このように総量規制により、専業主婦や学生などの無職の人たちの借入れが不可能になってしまったのです。パートやアルバイトなどをしている場合でしたら審査は通りやすくなります。しかし無職の人たちは定期的な収入がないため、審査に一番重要な支払い能力が認められず借入れが難しいのが現状です。

そんな収入のない人たちが借入れを考えるのは、本当に不可能なことなのでしょうか。実はそんな無職の人たちでも借りられるカードローンがあります。それが銀行系のカードローンです。銀行系のカードローンは、銀行法に基づいて貸付を行なっているカードローンですので、総量規制の対象にはならず総量規制外となるのです。

総量規制外といっても、銀行系だと特に審査が厳しいのではないかと考える人もいるでしょう。しかし実際は思っている以上に甘い審査なのです。100万円未満の借入れなら、免許証などの身分証明が必要なだけで所得証明は不要です。学生の場合でも、親権者の同意や利用限度額を守れば、身分証明などを用意するだけで借入れすることができる銀行も存在します。

すべての銀行のカードローンが使えるわけではありませんが、いくつかの銀行は所得の少ない人でもこのように借入れすることができるのです。また、銀行系の場合、金利が低く設定されているため返済金額が大きくなりませんし、消費者金融などに比べて数百万円の高額融資も可能になります。銀行ということで信頼できる点からも、気軽に活用することができるのではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
求職中の場合、カードローン審査には通れる?

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