会社を早期退職で辞めました。退職金で家のローンをすべて完済しましたが、年金支給まであと3年あるため、それまでの生活費は子供の仕送りに頼っている状態です。バイトでもすればいいのでしょうが、この歳ではなかなか見つからず、今日に至っています。住居費はかからないので、仕送りしてもらったお金で細々と暮らしているような日々です。
しかし、冠婚葬祭費や、知り合いとのちょっとした付き合いなど、突然お金が必要になることってあるんですね。その都度子供にお願いするのも気がひけるので、カードローンをつくって利用したいのですが、無職で仕送りだけで生活しているような人間にカードローンは可能なのでしょうか。
毎月一定額の仕送りをしてもらっていても、カードローンの審査に通ることは難しいでしょう。仕送りを一定収入としてみるかどうかは金融機関によりますが、たいていのところは、「自分で働いて収入を得ている人」が、対象となるようです。「収入が仕送りだけ=無職」と、判断するところがほとんどでしょう。仕送りといってもいつ途絶えてしまうかわからないわけですよね。不安定な収入源を元にお金を貸してくれるところは少ないはずです。
まずはダメ元で、金融機関に問い合わせてみてみましょう。仕送りだけで生活していることを伝えて、問題ないようだったらカードローンに申し込むとしたほうがいいでしょうね。その際、本当に毎月仕送りしてもらっているという証明をきちんと用意したほうがいいでしょう。毎月振込がある場合は、振り込まれている銀行の通帳などを証明書として用意しておきましょう。
(⇒カードローンの申込み方法についてもっと詳しく!)
間違っても、片っ端から申し込むようなことはやめましょう。問い合わせもせずに申し込んでも審査に通らない可能性が高いと思ってください。次々と審査に落とされると、個人の信用情報にどんどん記載されていくので、それだけはやめましょうね。
仕送りをしてもらって、なおかつ少しでもアルバイトで収入があれば通る可能性は高くなります。収入の額ではなく、「自分で働いて収入を得ている」というのがポイントです。アルバイトの額が少なくても、仕送りと合わせればある程度の額になるのであれば、カードローンも問題ないでしょう。できるのであれば少しでも働いてからカードローンに申し込むことをおすすめします。
どうしても働けないのであれば、仕送りしてくれている子供の同意書があれば、カードローンを申し込むことは可能ですよ。申し込んだ本人に安定した収入がなくても、保護者となる人に安定した収入があればだいじょうぶです。ただし、保護者となる子供への審査があることを忘れないでください。
いざとなったら保護者である子供から返済してもらうという約束で、融資するわけなので、保護者が本当に安定した収入があるかどうかの審査ということになります。カードローンを組んだ本人が返済できなくなってしまったら、子供に迷惑がかかるということを覚えておきましょう。
自分で収入を得ていない人が、お金を借りるのはとても難しいことですよ。逆の立場で考えると、働いていない人にお金を貸すのはとても不安ですよね。金融機関も人間なので、困っている人を助けたいといっても返してくれる可能性が低い人には貸してくれないわけです。まずは自分で収入を得ることを考えたほうがいいでしょう。
カードローンの申し込みは、20歳上で安定した収入のある方が申し込みができる対象となっています。どの会社も20歳以上が申込み条件となっていますが、学生ローンの専門の会社は未成年でも申し込みできる会社もあります。申し込みの上限年齢は各社ばらばらで、64歳までや70歳までなど異なっています。20歳以上で収入がある方が申込みの対象でありますので、無職の方は申込みをすることができません。
また、収入があるといっても競馬、競輪、競艇、パチンコ、パチスロなどのギャンブルで生活をしている。または、株式投資やFXなどの金融商品の運用益、デイトレなどで利益を上げて生計を立てていますという人も収入があるといっても審査基準としては、無職と同じ扱いになりますので申し込みができません。また、親からの仕送りで収入がある方も、自身が働いていいるわけではありませんので収入はあったとしてもこれも無職と同じ扱いですので申込みをすることができません。
会社に正社員として勤めている、またはパート、アルバイト、自営業、嘱託、派遣社員、契約社員、準社員などの雇用形態の方がカードローンを申込みができる条件となります。クレジットカードなどは、誰か保証人がいれば、親が保証人になるケースが多いのでクレジットカードを使用するだけでなくキャッシング枠も利用することができます。
基本的に、カードローンは、担保や保証人不要が特徴のある使途自由なフリーローンですので、自身で収入がない限り申込みをすることができない商品となります。しかし、専業主婦の方もローンの審査上は無職扱いになるのですが、配偶者である旦那様を審査の対象として申込みをすることができます。消費者金融系のローンだと貸金業法の総量規制があるため借り入れすることが難しいのですが、銀行系のカードローンであれば、そのような規制はなく、対象外のローンであるためカードローンの申し込みをすることができます。
【参考ページはこちら】
自分に合ったカードローン会社、どうやって探せばいい?