内職をしている主婦です。内職をしているといってもたいした金額ではなく、ほんのお小遣い程度といったところでしょうか。子供も独立したので、今まではこれで十分だったのですが、遠方に住む一人暮らしの母親の具合が悪くなり、たびたび介護のために帰省するようになりました。毎回かかる交通費や介護費が生活費を圧迫するようになり、困っています。
今後も介護のための帰省は避けられないので、お金を借りようかと考えています。収入がほとんどない主婦でも作ることができる銀行系のカードローンなんてあるのでしょうか。必要なときにすぐ借りられるカードが希望です。
主婦の人でも利用できる銀行系カードローンはたくさんあります。銀行系のカードローンしかダメだといってもいいでしょう。消費者金融系は総量規制の対象なので、収入のある人しか申し込めません。内職で少し収入があるようですが、消費者金融系だと収入の1/3までと限度額が決まっています。収入の1/3でよければ消費者金融系は審査も比較的緩く、融資までの時間が短いこともあるのでおすすめです。年収の1/3以上の融資を希望するなら銀行系のカードローンに申し込みましょう。
一般の銀行系カードローンでも構わないのですが、介護というはっきりした目的がある場合は目的ローンのひとつである「介護ローン」を利用してもいいのではないでしょうか。介護ローンは、自分のためだけではなく、家族や両親の介護にも利用できます。介護をするために必要なものはほとんど用途が認められます。例えば、車いすや介護ベッドのレンタル、介護をするための住宅の改造費、介護施設への入居金、介護ヘルパーへの支払いなどです。もちろん、介護をするために発生する交通費も認められます。
介護ローンは、一般のローンと比べて目的ローンとして扱われるため、金利も安いのが大きな特徴です。介護ローンは銀行・信託銀行・信用金庫などほとんどのところで扱っています。消費者金融系でも扱っているところはあるので、確認してみるといいでしょう。
ただし、銀行・信託銀行・信用金庫など、すべてにおいて言えることですが、融資してもらえるまでには時間がかかります。審査にも時間がかかります。「介護費用がどの程度かかるのか」「介護のために何が必要なのか」「介護のために規制する頻度はどのくらいなのか」などをあらかじめまとめておいてから申し込むのがいいでしょう。審査のときにもいろいろ聞かれます。介護ローンとして認められるものと認められないものがあります。
わからないときは、申し込んだ金融機関で確認しておいたほうがいいでしょう。時間がどうしてもない場合は、若干金利は高くなるかもしれませんが、消費者金融系がおすすめですよ。スピーディで言ったら消費者金融系に勝るものはありません。
介護ローンが利用できれば金利も低いのでいいでしょうが、急にお金が必要になった場合はあまり融通が利きません。急な出費のときのために、一般のカードローンにも申し込んでおくことをおすすめします。急に必要になったけどどうしてもお金がなくて介護ができない、なんてことは許されませんわね。一般のカードローンだと、限度枠内であれば、いつでも好きな時に好きなだけすぐ手元にお金が入ります。もしものために持っているだけでも安心できますよね。介護ローンと一般のカードローンをうまく使い分けるのが賢い方法かもしれません。
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カードローンを利用したい主婦の方にオススメの記事はこちら
アルバイトやパートをしている主婦は、消費者金融でも銀行でもカードローンを利用する事が可能です。しかし、専業主婦の場合は銀行でのカードローンは利用出来ても、消費者金融では利用する事が出来ません。また、消費者金融は貸金業法に基づいて運営を行っており、総量規制の対象になりますので、扶養控除内での仕事をしている主婦の年収は100万円以下などであり、年収の3分の1以内と言う制限が総量規制にはありますので、利用可能な額は少なくなるのが特徴です。
主婦が作る銀行系カードローンは総量規制対象外となりますので、年収の縛りと言うものが有りません。また、銀行のカードローンの金利は消費者金融と比べても低いため、返済に含まれる利息も少なくなると言ったメリットがあるのです。更に、銀行のカードローンは総量規制とは無縁ですので、専業主婦でも利用できると言う特徴もあるのです。
お金を借りる場合は、借りる人の返済能力が必要となります。お金を借りた事で返済義務が生じますので、審査では返済能力を重視していくことになるのです。専業主婦は自らの収入がゼロですので、本人には返済能力は有りません。しかし、配偶者の収入を使う事で返済能力の審査が可能になるのです。
所で、消費者金融では、なぜ専業主婦が利用出来ないのかです。総量規制は年収の3分の1を超える貸付を禁じているもので、専業主婦の人の年収はゼロと言う事になりますので、借りる事が出来る金額も実質ゼロということになります。そのため、消費者金融では専業主婦はカードローンを作ることが出来ないのです。
銀行では、本人に収入が無い場合でも、配偶者の年収などを対象にしてローンを組めるようになります。また、借りたお金の返済は配偶者の収入から算出する事に成りますので、審査は配偶者の勤続年数や勤務先などの情報を元に行われることになります。銀行によっては配偶者の同意書が必要になる金融機関も有ると言います。