> > > 大阪市信用金庫は合併してカードローンも借りやすくなったのか?

大阪市信用金庫を利用していたのですが、昨年合併して大阪シティ信用金庫になったと聞きました。もしかして、この合併でカードローンが借りやすくなった、といったメリットはあるのでしょうか? もしそういうことなら、また利用したいと思っています。

従来のまま使えますが新規は「アトワンス」(ジャックス)で

平成25年11月5日に大阪市信用金庫と大阪東信用金庫、大福信用金庫は合併して、「大阪シティ信用金庫」となりました。

そもそも信金は地元密着型の非営利組織による金融機関です。株式会社ではないので、たとえば収益力が低下する、預金量が低下する、または会員(出資者)が足りない場合など経営的な問題を突破するためには、合併することが一つの方法となっています。これは1990年代からの金融業界の再編の流れが、いまも続いていると見てもいいでしょう。

多くの顧客を持つ地元の金融機関ですから、その存在は中小企業、商店主などにとっては重要です。大手の銀行ではできないことができるのも、株式会社ではなく非営利組織という特殊性からきています。正直、運営経費を賄えれば、利益は残らなくてもいい。株式会社はそうはいきません。大手銀行、地銀は上場して株主がいますので、毎期、結果を出さなければ経営責任を問われます。その点で、信金は、そうした短期間の経営指標をあまり気にしなくてもいい、つまり、長期にわたって地元の経済としっかり二人三脚する、というよさがあるのです。

それだけでは信用としては足りない部分もあるため、上部に全国信用金庫協会を持ち、全国の信金の信用を補完しています。

預金口座は誰でも持てますが、融資の場合は会員向けが原則です。これはカードローンも同様で、会員または会員と同等の基準に見合った人がローンを組めるのです。こうした点では、地元の信金ごとに商品を提供し、営業もしていますが、実際にはどこの信金でも同じように営業していますので、合併によって大きな変化はありません。

たとえば、信金のカードローンの多くはしんきん保証基金が保証会社になっていると思います。無担保、無保証人で借りられるとはいえ、この保証会社の審査を通らなければ実際にはローンは組めません。
(⇒銀行のカードローンを申込んだ時、信用してもらえる方法を教えて!

ローンカードをすでに持っている人は、この合併後でもそのカードを利用することができます。ただし預金のペイオフについては、合併後の1年だけ1口座につき3000万円まで保証されますが、2年目からは1000万円と他行と同じになりますので注意が必要です。

これからカードローンを申し込む人にとっては「アトワンス」があります。金利は年5.8% から14.6 % 。最高500万円までの融資が可能です。保証会社はジャックスなので、信金としての従来のカードローンとは商品性が少し違っていて、会員でなくても申し込める点がいいですね。

ただし利用には条件がいくつかあります。かなりわかりやすいです。営業区域内に住民票がある、または勤務している個人で満 20 歳から満 60 歳未満の人が対象です。継続して安定した収入が必要。貸越極度額300万円以上を希望するなら年収500万円以上必要です。100万円~200 万円の極度額なら年収300万円以上が必要です。そして極度額200万円以上で所得証明書を提出することが求められます。

【参考ページはこちら】
まずは自分に合ったカードローン会社を探すことが大切

大阪市信用金庫の特長とカードローンについて

大阪市信用金庫は、大阪府大阪市中央区に本店を持つ信用金庫です。現在は、かつて存在していた信用金庫となっており、大阪シティ信用金庫と言う名前に改称されています。大阪市信用金庫が現在の大阪シティ信用金庫に改称されたのは2013年11月で、比較的新しい信用金庫となっています。地域に密着した形の営業スタイルを持っており、様々なサービスを展開しています。

大阪市信用金庫(現在の大阪シティ信用金庫)では、個人向けのカードローン商品を用意しています。この信用金庫のカードローンは20万円から最高500万円までのキャッシングが可能なローンとなっており、20万円コースを初めとして、30万円、50万円、100万円、200万円、300万円、400万円、500万円の8つのコースが用意されています。また、カードローンの申込みはインターネットからでも可能にしており、申込みは24時間いつでもできるのが特徴です。

尚、このローンの申込み条件と言うのは、信用金庫の営業区域内に住んでいる人、もしくは営業区域の中に在る会社に勤めている人が対象となります。また、申し込み時の年齢は満20歳以上、満60歳未満までとなっており、継続した安定している収入が有る人が対象となります。

営業区域内と言う限定になりますが、これは地域に密着してることからも、このような条件を設けているのです。尚、8つのコースの内、貸越極度額が300万円以上を希望する場合は、年収が500万円以上必要になります。また、100万円と200万円の極度額を希望する場合は年収が300万円以上となっており、貸越極度額200万円以上の申し込みの場合は、収入を証明可能な書類の提出が必要です。

更に、勤務先での勤続年数が2年以上必要になりますが、自営業の人などの場合は、3年以上の営業年数が必要となります。条件としては少々厳しいように感じる人も多いものですが、この信用金庫のカードローンは、自ら収入を持たない専業主婦も利用可能ですし、パートやアルバイト、派遣社員の人も申し込みが可能です。(こちらもご参考にどうぞ→カードローンを利用しやすい職業ってあるの?)尚、この場合の借入極度額は20万円か30万円の何れかになります。

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