三菱東京ufj銀行カードローンを利用したいと思っている20代の公務員です。申し込んだら審査で在籍確認があるというのですが、なんとかこれをなしでもOKにできないかと思っています。いい方法はないでしょうか？

在籍確認はあなたが知らない間に終わっているはずです

在籍確認の問題がネットではよく見うけられます。どうしてそこが問題なのか、実は不思議です。おそらく当人の知らない間に終わっている場合がほとんどだからです。

三菱東京UFJ銀行のカードローンといえば「バンクイック」ですが、同行ではサイトなどで明確に、勤務先の確認、申し込み内容の確認のために、自宅や勤務先に連絡する場合がある、としています。必ずではないのですが、在籍確認はあると見ていいでしょう。

このとき、お客様を陥れようとして「○○さんから借金の申し込みがあったんですが」なんて電話をするはずがありません。銀行名を名乗らず、担当者名で電話しているケースがほとんどです。「そんな人はうちにはいません」といった対応があったときは問題になるものの、そのほかの対応なら特に問題はないのです。

申込時に記入された勤務先が実在し、連絡が取れることを確認したいのです。根掘り葉掘り、申込者について質問することもありません。そんなことをしても、なんの意味もないからです。お客さんを1人失うだけではなく、その人は周囲の人に言いふらすでしょうし、ネットでも文句を言うでしょうから、銀行としてはただただ損をしてしまうばかりです。

こうした調査、確認は慎重にやります。銀行によっては、近くの支店から人を申込時に書かれた場所へ立ち寄らせていることもあるそうです。公務員の場合、とくに役所などではオフィスの入り口に席が貼り出されていることも多く、さりげなくそれをチェックするだけで終わりにしているという話も聞きました。

なお、こうした調査や確認もコストがかかるわけですから、それだけ慎重にやってでも確認したい場合に限られます。カードローンのように、保証会社が別についており、申し込みに不備がなければ、限度額を設定して対応できるタイプのローンでは、そこまで必ずしもやる必要はないのです。限度額が300万円とか500万円ならいざしらず、200万円以下ならそこまでコストをかける必要を感じないはずです。

つまり在籍確認は、申し込む人が気にするようなことではまったくないのです。むしろ気にして欲しいのは、審査が通ったあとに、カードや書類が送付されてくることです。このため、バンクイックでは郵送を希望した人には郵送をしますが、希望しない人のための本・支店にあるテレビ窓口利用を推奨しています。

テレビ窓口は銀行の本・支店、出張所、ATMなどに併設されていて、申し込みからカードの受け取りまで最短40分で可能です。平日の15時以降、土・日・祝日でも利用できる便利な方法なのです。自宅に郵送されることもありません。

バンクイックではテレビ窓口で申し込みをする人について、本人確認書類（運転免許証など）を持参すること。勤務先の住所・電話番号・社員数・入社年月をあらかじめ調べておくこと、100万円超の利用限度額を希望するときは源泉徴収票など所得を証明できる書類を持参しましょう。