> > > 無職だが家屋を相続しました。カードローンの審査は通りますか

現在無職で定職に就いていません。先日、父親が亡くなり不動産を相続しました。けっこうな相続税がかかってしまい、支払ったら生活費が底をついてしまいました。就職活動はしており、働く意欲はありますが、世の中は厳しいものでなかなか仕事が見つかりません。

就職活動にもいろいろお金がかかり、当面の生活費も必要なため、カードローンを申し込もうと考えています。無職でもカードローンの審査は通るのでしょうか。保証人になってくれる人はいませんが、唯一相続した家屋があります。不動産を担保にすればカードローンの審査は通るでしょうか。

不動産担保ローンという制度を利用してみてはどうでしょうか

今現在まったく収入がないのであれば、借りるのは厳しいと思ったほうがいいでしょう。特に消費者金融系は収入ゼロだとムリでしょうね。収入のない人にお金を貸しても返ってくる可能性が少ないわけだから、誰も貸したがりませんよね。就職活動をしているとのことなので、仕事が決まってから申し込むのがいちばんいいでしょう。もしくは就職活動の合間に少しでもアルバイトをして収入を得るというのも手ですよ。とにかく収入ゼロでなければ可能性はぐんと上がるということです。

無職でもカードローンの審査が通る場合もないとはいえません。仮にあったとしても、融資額はかなり低いと思ってください。収入がないわけなので、たくさん貸してくれるはずありませんよね。1万円~多くても10万円程度の融資だと思っていてください。

相続した不動産を担保にお金を借りられないか、とのことですが、結果からいうと借りられます。しかも、不動産の価値に応じた金額を融資してもらえるので、一般のカードローンより融資額もかなり大きくなるでしょう。そして不動産担保の場合は、一般より金利が低めに設定されているところがほとんどです。年齢制限もありません。一般のカードローンは、65歳~69歳までと制限されているところがほとんどですが、不動産担保の場合は年齢に関係なく借りることができます。
(⇒年齢に関係なく利用できるカードローンは存在する?

一般のカードローンは、無担保でお金を融資してもらうので、年収によって限度額に制限があります。貸す側が返してもらえる金額を審査している、ということなんですね。不動産担保の場合は、いざとなったら不動産を売却してお金を返してもらえるので、安心という面で限度額も大きくなり、年齢も関係ないということになります。

ここまでだと不動産担保はいいことだらけのような気がしますが、もちろん注意しなければいけないこともあります。不動産を担保にして借りたお金が返せなくなったら、当たり前ですが不動産は売却されてしまいます。担保にした不動産に住んでいた場合は、立ち退かなければいけません。

売却額が借りていたお金より上回ればいいですが、不動産を売却したお金で返済したのにまだ足りなかった、という場合はやっかいです。住処を失うだけでなく、なおも返済していかなければいけないわけですよ。新しい住処を探さないといけない、それにはまたお金がかかる、返済期限は迫っている、なんてことになればどうにもならなくなりますよね。

不動産担保でお金を借りたなら、家がなくなる覚悟で借りるようにしましょう。もちろんきちんと返済していれば、不動産がなくなることもないし、とてもいい制度なので利用する価値は大いにありますよ。借りたら返す、これが基本ですね。

【参考ページはこちら】
自分に合ったカードローン会社を探すにはどうしたらいい?

無職でも相続した財産などでカードローンの審査は通るのか

カードローンを申し込むときの重要な審査での条件で、安定した一定の収入があることがあります。そのため、無職の場合ではまず審査は通りません。

しかし、カードローン会社によっては無職でも年金受給者や配偶者の収入がある専業主婦でも申し込めるところがあります。ただ、限度額なども低く設定されていたりして厳しくなっています。特に年金受給者の場合、年齢制限があるので年金を受け取ってからの申込はかなり難しいといえます。

殆どの場合、60歳以下や65歳以下、長くても70歳ぐらいまでとなっています。更に、年金の収入だけだと申込みが可能なカードローンは少なくなっています。しかし、他にパートやアルバイトなどをしていると、それだけ返済能力があると判断される材料になるので通りやすくなります。

専業主婦の場合は、銀行系のローンがあります。銀行系は総量規制の対象外になっていて、最大限度額は低めになっていますが、配偶者の収入証明書なども不要で申し込みが可能になっています。
(⇒銀行系カードローンにはどんな魅力があるの?

また、一時的に職を失っている場合では、例え失業手当をもらっていても申し込みは難しいです。失業手当はあくまで必要最低限の生活費しか出ませんし、生活費のためにお金を借りると思われるため、返済能力がないと判断される可能性が高いです。ただ、失業中でもアルバイトなどの安定した収入があると、通る可能性もあります。出来れば、新しい就職先で働きだしてからか、または退職前に申し込んでおく方が確実です。

他にも、無職であっても不動産の収入や投資収入、または遺産相続や贈与などによる資産があって金融機関と取引の実績などがあれば、取引先と同じ系列のカードなどを申し込めることがあります。

一般的には、本人や配偶者に安定した継続収入が条件になっているので、申し込むときにはパートやアルバイトでも良いので働いておく方がよいでしょう。勿論、パートやアルバイトよりも正社員の方がもっと確実になります。(こちらもご参考に→フリーターでもカードローンは利用できる?

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